JCOLD訪問 その3
英語とフランス語とそれ以外の読めない言語と
格闘し続けていると突然、気持ちがふわっと軽くなる素敵な本が現れました。
スペイン大ダム会議が発行しているこの本では
ダムの図柄の切手が紹介されています。
しかしっ!!
ページをめくっていくと切手だけではなくダム風景印が!!
海外にもダム風景印あったんですね。
大慌てでダム仲間のねっす〜様にメールしたら
“海外にもあるし台湾にも多いみたいなんですよ”と
教えて頂き、先日のSBT-WSでキーノート講演してくださったお二人に
南禅寺水路閣の風景印をお渡ししたのって
そんなに物凄く的外れじゃなかったんだと分かり
なんだかすごくほっとして嬉しくなってしまいました。
という事でたくさん文献を見せて頂き
いくつか探していた資料を確保できたので
大ダム会議様にお礼を述べて
日比谷線で上野に移動。
不忍池の上野駅と反対側に次の目的地です。
やってきましたダム技術センター。
こちらにも貴重な文献がたくさんあるのでお願いして見せて頂くことに。
しかし19世紀末発行の凄い本があるかと思えば
ああ、うん…USAだね…!!な、こんな本もある。
フーバーダムを覆うサイズの星条旗ってどうやって作ったのよぅ…。
フランスの大ダム会議の本の表紙はアンドレ・コイン技師の傑作
ロ(ホ)ースランダム←発音困難
各国とも自慢の一基を表紙にしていますね。
という事で、帝都に行って日本大ダム会議様と
ダム技術センター様の書架に張り付いてきました。
帝都はほんとに羨ましい。
こんなにたくさん文献資料が近くにあるのが心底羨ましい。
地方在住でもまだ国立国会図書館関西館に近い奈良は
まだいい方なのかなーとも思いつつ
また文献に埋もれる目的で帝都に来たいなと思いました。