漁川ダム 見学 その3


管理所の資料を一通り見た後は堤体に移動です。


説明板の向こうはもう洪水吐。


ダム名の入った大岩。
間違ってもロック材ではないだろうと思ってましたが
もしかしたら・・・
張芝で見えないだけでこんなすごいロック材取れていたりしてー。
だとしたらすごくいい石に恵まれているロックフィルダムですね。


洪水吐です。
3門のゲート。
両端が非常用洪水吐で真ん中が常用洪水吐です。


ダムカード裏面のこだわり技術にも記載されているとおり
“堤体法面に植生を施し景観に配慮”された下流面。

一見アースダムに見えるくらい緑緑しています。

ロック材の上にフィルター材を盛ってさらに覆土して芝を張っています。
放置してこんなに美しい景観にはならない。

放置してワイルドフラワーが茂っているロックフィルダムが好きで
未成型ロックフィルにしかそれは似合わないと思ってましたが
きっちり芝を張ってもこれは素敵だなとわくわくしました。


いざりん発見。
漁川ダムのキャラクターです。


天端に行く時に洪水吐水路の上を渡ります。


副ダムまでまっすぐ見通せます。
導流壁もぴーん。


そしてこんな天端の上にあっていいのか定礎石。
基礎岩盤近くにあるべきであろうダムの定礎石。


そしてこの角度からは扉体がちゃんと見えないことを知る。


天端はダムっぽくないのです。
ほんとに公園感が漂う素敵な整備。