胆沢ダム 見学 その3


すいとんでお腹ぽんぽんになった後、やってきました胆沢ダム管理支所。
出来たてほやほやぴっかぴか。


中に入ってきょろきょろしていると
管理所の方がすぐに察してくれました。

こちらですと案内されたのは「石淵堰堤史料室」。

管理所の一階にこんなに立派に
石淵ダムのコーナーが造られていたのです。

すごく綺麗な模型だー

写真でしか見たことないけどホントに良い場所に造られていたんだよね

地山の上に走る洪水吐水路の綺麗なこと

堤体がホントにタイトで狭い谷をギュッと塞いでること

1953年に竣工したロックフィルダムです。

CFRDです。

岐阜県の小渕防災溜池(1952年)と秋田県の皆瀬ダム(1963年)

同じ頃に生まれたCFRD仲間


何度も地震でダメージを受けたけど

天端が波打つほどの地震にも襲われたけど

それでもお仕事終える2012年の10月2日まで

しっかりダムのお仕事務めあげました

涙がぽろぽろこぼれてとまらない。


お世話になっている偉い先生と社長様は建設記録をご覧になっていました。
投石射水工法で築堤されていたのがしっかり見られる映像でした。

図面に機械に色々な物が丁寧な説明文とともに展示されています。


設計図の現物が展示してあったのにはさすがに怖くなって
あまりにも貴重なものなのでレプリカ展示にしてくださいと
申し上げてしまいました。

半日くらいないと見切れない貴重な資料の山でした。

石淵ダムがお仕事を終えた日の記録を
日本一のダムファン・萩原雅紀様が公開してくださっていますので
ぜひご覧ください。  ↓
  「さようなら石淵ダム」

泣いてしまうけど。