井川五郎ダム 見学 その2


長島ダムの副ダムを眼下に眺めつつ
はらはらしてどうにもこうにもです。

そうしているうちに「接岨峡温泉駅」に到着しました。
携帯が繋がるという駅です。
ここで繋がらなかったら万事休す!

ダムの神様、お願い、繋がってっ!!

お願いが堤体に通じたようです。
運良くここで長島ダム→井川五郎ダムで来る予定の方と電話が繋がりました。
通行止めの事と迂回路の事をお知らせしましたら
13時に井川五郎に間に合うように行程を変更しますとのお返事が。

よ、よかった...
もう一人の方はこの大井川鉄道・南アルプスあぷとラインで来る予定らしいからまずは一安心。

どっと疲れが出て、しばし、頭の中が中空に...。

 


頭の中が中空に成ってもダムが出て来ればスイッチが入ります。
これは奥泉ダムです。

大井川鉄道・南アルプスあぷとラインは元々、井川五郎をはじめ
中部電力のダム建設のためにつけられた鉄道です。
関西電力でいうなら立山黒部アルペンルートですね。
観光案内放送にももれなくダムについてが盛り込まれます。

50分の列車の旅。
通行止めになっていた区間の手前の駅から中電の方も二人も乗り込んでこられました。

そして最終の井川駅に着く直前。

「右手にィ 見えてまいりましたのはァ 井川ダムでございます」

おおおっ! 井川五郎っ♪


車掌さんの声に立ち上がって騒々しく必死で撮影してしまいました。

うっわぁぁ...
凄いカッコ良い堤体やぁぁ..

駅に到着すると他の観光客の方は駅舎や鉄道の写真を撮っておられました。
私はと言うと大荷物を抱え時間はまだあるにもかかわらずうきうきらんらん
小走りに堤体の方に急ぎます。


駅の前には中部電力の看板が。


レンタサイクルもあります。