井川ダム ダムカード 取得道中記 その2


という事で井川ダムダムカード取得後、新金谷駅に戻ってきました。
なんで大井川鉄道の始発駅、金谷駅ではないかというと
新金谷駅にはパーキングがあるのです。
一泊二日で1200円なり。

ここまで車で来て大井川鉄道を満喫し、上流のお宿に泊まって
翌日戻ってくるという使い方はメジャーらしいです。


パーキングに車を預けてホームを見ると懐かしい車両が♪
これは大阪の私鉄、南海高野線で走っていた急行車両です。
特急でもないのに一つの車両にふたつしかドアがなく
またそのドアが左右に開くのではなく一枚扉で横にガーッ!と開くという
よそ様では考えられない独特の構造。

自分は幼少時からこういうものだと思っていましたが
左右開きが一般的だと知ったのは高校に行くようになってからでした。
あはは。

大井川鉄道は各地の珍しい車両を運行している事で
鉄道ファンの方の中では有名なんですね。
自分は鉄分が少ないので単純に懐かしいとか可愛いとか一般的な感想です。


そしてしゅっしゅっしゅっしゅっという音がしたなと思ったら
金谷駅から来たSLが到着!

わぉ。
本物や。
ホンマにしゅっしゅいうてる〜♪


しゅーっ。
と、足元から噴き出す蒸気。


そして何も見えなくなった。

やっぱり基本的に鉄道写真の撮り方とか解っていないもので
シャッターチャンスが解らない。
うーん。
降雨量とダム貯水位から放流を予測する事ならできるんだけどな〜。


駅舎にはお客さんが沢山。
バスツアーのお客さんとかいっぱい。
殆ど高齢者。
若い人は数えるほど。

改札の横にこんなポスター。
たそがれ終電きっぷ。
・・・・。
本物のたそがれている方にはお勧めできないけど
面白いもの発売していますね〜。


朝一番に購入したSL乗車券と大井川鉄道フリーきっぷです。
これでアプト式にも乗れるのです。


車両に入って天井の高さに吃驚!

「て、天井高っ!!」
「今の電車はこのスペースに色々機械が入ってるけど
この時代のはただの箱やからその分高いだけや」
「・・・いつから“鉄”になった」
“鉄”とちゃう

家族が密かに鉄道ファンになりつつあるのではという懸念が湧く。
今までそんなこと言わなかったのにいきなりSLとか言うからおかしいとは思っていたけど。

私と違ってスタッドレスタイヤ履かせた車持っているくせに
先日もカニを食べに香住まで電車で行くとかわけのわからん行動をとっていたし・・・。
乗り鉄と言う奴だろうか…。


家族が鉄道ファンになっても私は土木・建築ファンである。
というわけでこういうパーツにばかり興味がわく。


窓際を家族に譲り、自分は通路側に着席。

「メーテル、また星が消えるよ」

言わねばならぬかと思って口にしたけど華麗にスルーされました。
ちっ。