井川ダム 見学 再び その6


そして12-11ブロックの間の聖域にやってきました。

この時の混乱ぶりは別レポートで御覧ください→「カメラ買い足し計画 6」


高さ80m超の大空間に折り返し伸びる階段。

そこに立ち込める霧は撮影を拒むかのようにみえて
荘厳さを殊更にかきたててくれます。
 

「国内で前例のないコンクリート(巨大)建造物なので国で定めた法律に沿ったものとは別に
独自に点検項目を設けて保守管理しています」
「コンクリートが熱を遮断すると同時にためるのでこの中の気温の変動は
外の季節に比べると2ヶ月遅れくらいになります。」

所長様の説明を聞きながら必死の撮影でした。
お話をいっぱい聞きたいし写真は撮りたいし。

 

混乱二重奏 

 

 

職員の方の前でカメラの設定ができなくて半泣きの見学者と化してしまいました。


でもでも

デジタル一眼買って良かった(涙)

コンクリートを一番綺麗に取れるNikonにして良かった

長い時は40秒というシャッター速度で何枚も撮らせて頂きました。

 


本当はこういう角度で撮りたかったのですが
初三脚でうまく操作できず興奮して構図を定められず
仕方がないので回転させてみた写真。

電気の神様が光臨される聖域

ここは神殿

 

そんなイメージがぐんぐん膨らみます。
 



これは11-10番ブロックの間の空間。
仮排水路として使われていたのでその時の構造が残っています。

 

 


10-9番ブロックの間の空間。
ここをすすむと水圧鉄管のある9-8番ブロックの空間に出ます。

 


 


水圧鉄管の通っている9-8番ブロックの空間にはもう一基のエレベーターがあります。
こちらは資材・機械などの運搬用エレベーターです。

この六角形の空間の美しさは他のどこでも見られないでしょう。