中峰谷第1砂防ダム 見学 その3


主堤体にも陶板がはめ込まれています。
お天気が悪かったので暗い写真ですが晴れた日に来たら綺麗だと思います。

でも

腕の無い赤ん坊の陶製の人形とか
ここに並べないでくださいよ!!

単純に怖いよぅ!!


芸術っていってもトータルデザインってものがあるでしょ。

私のセンスではこの展示は受け入れられない〜。
こけて割れるんじゃないかとか
触るな注意の怖い怖いお供え物にしか見えない。

しかもそこここにある展示作品が気になって堤体を愛でられない。
堤体鑑賞を妨害する念が作品から出ているような圧迫感。

ま、負けるもんかっ(汗)。


水叩き部に降りられる階段は円形劇場のように実に凝ったデザインです。

そしてコンクリートで覆わず沼沢地のように植物が生育できるようにしてあります。
このあたりのデザインは最高。


水叩き部はなんとサギソウ群生地に。
これは開花シーズンに来たらかなり美しいですよ。


左岸側の階段を正面から見たところ。
こういうコンクリートの強固さと美しさを両方感じられるデザインには大賛成。
無骨な中に潜む美しさ的な部分には大賛成。。


しかし陶器はやっぱり“割れる”という怖さがあるんでドキドキさせられます。
コンクリートの堤体という安定感抜群の建築物の中に素材の不安定さを感じさせる陶器の芸術作品って。
なんという緊張感とプレッシャー。


水叩き部から水通しを見るとこんな感じです。

堤体下部をこれまた美しい色合いのタイルで覆っています。
これも見ていて美しいよりも壊れないかとそっちがまず気になってしまいます。