中峰谷第1砂防ダム 見学 その2


とことこと近づくと副堰堤も曲線が多用され
しかもぶっとくてグラマラスな事に喜びます。


迫力ある副堰堤ですね。

しかし

ここで変なもの発見

何で副堰堤にこんな物が・・??

お供え物なのか?
なんでなんで

働く建築物に

しかも土砂や水と闘う武闘派の建築物

陶器の芸術作品が並べられているんですか!?

ちょっと眩暈が・・・。


眩暈を覚えながら横を見ると
またこれが!大変美しい陶板埋め込みで作られたダム名碑。

わ、割れたらどうすんの〜
割れないか心配だよ〜

そして更に主堰堤を見ると・・・

主堰堤にまで芸術作品がーっ(汗)

いや、だから
ここって
砂防堰堤でしょー!
なんでこういう発想がでるのー!


くらくらしながら振り返ると先ほどの美しい陶板をはめ込んだ
ダム名碑の裏に説明書きが。

地域の特色・・・

親しみのもてる景観・・・


地元名産の陶器をイメージして曲線を使ったというのは理解できますね。
夜間照明や石張りステージというのも公園としての整備からいえば素敵ですね。

でも

陶磁器のギャラリーを砂防堰堤に作るという発想は普通、無い。
日本初って言う前に、その発想自体、普通、無い。

何かがおかしい  と思う。


で、この砂防堰堤の諸元。

透過型砂防堰堤で
堤高:11.4m
堤頂長:69.0m
天端幅:3.0m

ホントに立派な砂防堰堤ですよ。