豊稔池　見学　その４

堤体中央には見学用の通路がありません。
真中から堤体下を見ることは出来ないようです。
このダム湖側の白い新しい石とコンクリートが補修された部分になります。
堤体を見る人は殆ど下流側から見ますから問題ありません。

上から見ると普通の堤体では見られない変わった光景です。
堤体というより、何か別の石造りの建造物にいるような感じです。
堤体高は30.4ｍあります。

アーチ部分のえぐれている基部を必死で覗き込みます。
落ちたら新聞記事。しかし変わったデザインです。
行った人間には構造を頭に思い浮かべられても、私の下手な写真では
これだけを見た人は一体どんな形なのか想像が困難かと思います。
精進せねば.....。

天端を横から見るとこんな風です。提体長128ｍ。
こんな素敵な形の天端は日本にここしかありません。
頼むから鯉のぼりは止めてください。

天端からでてきて初めて気がつきました。
立ち入り禁止？？？
「○○○に付き関係者以外立ち入り禁止」
どうして立ち入り禁止なんですか。
天端にちゃんと観光用の通路も柵もついています。

うーん。立ち入り禁止の理由が白く塗りつぶされているので
皆、納得いかずに乗り越えて入っていたのですね。
私はこの注意書きの左の、柵が低い所から入ったので
気づかなかったのですが、他の観光客の方も同じ考えで
乗り越えやすい場所から入っていました。
補修工事の時の物なのかもしれません。