本河内低部ダム 見学 その1

2015/2/10 更新

2014年、九州ダム巡り
初日の宿泊地、長崎に到着しました。

長崎市街は初めてで路面電車と観光バスの多さ
坂道の強烈さと一方通行の多さにあわあわしながら
本日のお宿の横のパーキングにやっと到着。


ホテルでキーを受けとって部屋に行ったら
なんかびっくりするくらい広い部屋で部屋間違えたかと思った。
1人で使うには広すぎると思う部屋。


昭和テイスト漂う造り。
帝都でいつも使うビジネスホテルの部屋の3部屋分くらいあるな・・・。


フロントの横には軍艦島クルーズのポスター。
10年前はまさかこんな企画がメジャーになるなんてないと思っていたので
産業遺構の観光利用と地域活性化のために頑張ってくれた
J-heritageの皆さんの活動を思い出すなど。


長崎駅前にやってきました。

with Dam Night in Kyusyuの実行委員会の方、スタッフの方と待ち合わせです。
美味しい物食べながら会議です。


連れて行って頂いたお店は大繁盛の人気店。


まず頼んだのがクジラ。
クジラ美味しい。
クジラと言えば
クジラベーコンの細切りを卵かけ御飯にトッピングしてお醤油たらして食べるのが好き。
幼少時の思い出。

「今度のwDN-Qのスライドですがーこんな感じで作ってあるんですけど」
と、皆様にスライドをチェックしてもらいながら美味しい物をつつく。


そしてダチョウのお刺身だったと思う。
ダチョウも美味しい。
坂内村で繁殖されているダチョウを思い出す。

岐阜県(旧)坂内村のダチョウ牧場。

「長崎といえばやっぱり昭和57年の長崎大水害を思い出しますが
明日見学させていただく本河内高部・低部も被害甚大だったのですよね」

「実際に見て頂いたら一番よく分かりますが
本河内高部は堤体の上を水が走ってますから」

「アースダムの上を越流したんですか」

「しかも堤体直下に上水道施設があって大変だったんです」


これはワニ。
ワニが一番おいしかった。
あっさりしてて美味しかった。
ワニと言われるとでんぱつの高碕総裁を思い出す。

「長崎大水害の時間雨量187mmって想像を絶する雨ですが
今回完了した堤体の改修、再開発といっていいと思いますけど
そのクラスの雨が来ても大丈夫なように計算されたのですよね」

「長崎市はこんな急な崖に囲まれた土地なのでダムの用地確保が大変です。
今は住宅もダムのすぐそばまで来ていますしダム湖を大きくできないので
来た水を安全に流すことができるようにしました」


初めて食べたからしれんこん。
凄く辛いと思っていたけどそんなことない。
食べやすい辛さでとても美味しかった。

「今回はメイソンリーフェイシングの取材がメインなので
本河内低部に興味津々なんですが
ダムの洪水調節を勉強しているので
長崎大水害はきっちり勉強しておきたいなーと思ってます」

「本河内低部には新しい洪水吐が付きましたよ」

「朝顔型だそうですね。写真でしか見ていないので間近で見られるのが楽しみです♪」


鹿の刺身だったと思う。
これは普通。
あまり自己主張のない鹿。
奈良の鹿は美味しくないからジャーキーにすべしという言葉を思い出す。

「本河内低部はやっぱり吉村長策技師の作品なので
バルトンの系譜なんだろうなと思っているんですが英国風ですか」

「うーん。どうだろう。そう言われてもダムで英国風って言うのがピンとこないし」


カンガルーの刺身だったと思う。
カンガルーと言えば岐阜県内で目撃されている
大和カンガルーを思い出す。
誰が捕獲して証明してほしい。

酔っ払っていたので写真と名前が一致していないかもですが
美味しい順で言うとワニ>>ダチョウ>>カンガルー>>鹿だったことは覚えてます。

と、こんな感じで普段にもまして美味しい物とダムの話で盛り上がり
何が何だかよく分からないけど遅くなったからホテルに帰る
というような長崎の夜でした。