一ッ瀬ダム 見学 その1
2012/1/1 更新
上椎葉ダムと並んで九州のダムで最も知名度の高い一ッ瀬ダム。
2009年9月
九州入りした初日、綾北ダムを見学した後
諦めていた一ッ瀬ダムへの最短ルートが
時間帯通行止めの合間に到着できるかもしれないという事が解り
慌てて酷道を北上しました。
通行止めがあると聞いていたので綾北ダムから小林I.Cまで戻り
高速を使って宿泊地である日向市に向かうという予定だったのですが
通れるなら絶対に一ッ瀬ダムを経由してから日向市に行った方が
ダムも見られるし距離は稼げるしベストのコースです。
という事で時間帯通行止めの間隙を縫って到着しました。
一ッ瀬ダム・・・
の、すぐ上流に在る一ツ瀬資料館。
わくわく階段を登ったらシャッターが下りていました。
丁度、横で自動販売機に補充をしていた方に聞くと
月曜日が閉館日との事。
残念です。
という事で堤体に移動します。
お天気はあまり良くない上に夕方でしたが
ここまでたどり着いているのですから見られるところは全部見ておかなくては。
一ッ瀬ダム見学は翌々日に見学を依頼していたのですが当日が雨の可能性もあります。
撮れる時に撮っておかねば。
ダム名碑が建って居るんですが
このようにアーチダムの形になっているのが嬉しいです♪
足元にこんな説明が。
うんうんっ♪
このこだわりが嬉しいです。
ダムは大きすぎるからちょっとした模型が形の把握に理解につながります。
こういう工夫がみられるダムって素敵です。
一ッ瀬ダムの天端は通行止めです。
左岸からちらりと見る事はできます。
山側に埋め込まれていた一ッ瀬ダム諸元プレート。
数字のフォントがカッコいい。
5が多い。
堤体は鹿島建設、ゲートは日立造船。
少し上がれる場所があったので上がりましたが堤体がでかすぎて
この程度上がっただけではどうにもならない。
天端はこのようにフェンスで仕切られています。
そして管理所は右岸。
せめてこちらに管理所があったらアプローチしやすいんですが。
取水設備が右岸なのでどうしようもない。
フェンスに阻まれてもこちらから見えるところはしっかりチェック。
ワイヤー巻き上げ式のラジアルゲートです。
しかし上椎葉ダムのように巻き上げ機を上に設置していません。
ゲートピアに操作室が内蔵されているようです。
この巻き上げ機は・・・
天ケ瀬ダムのクレストゲートと同じ型なのか・・・
い、いやちょっと違うぞ
扉体前面にワイヤーをつけていなくて
アーム側にワイヤーがある
ピアの上部と建屋がいらないから凄いすっきりまとまるコンパクト設計
きゃっほーーー♪
何が嬉しいのか
多分多くの人には理解不能。
ぷらっと立ち寄ってもこのビューだけは愛でられる一ッ瀬ダム。
でもここから向こうには行く為に色々手続きをしなくてはなりません。
いや、管理所に見学をお願いするだけなのですけど。