比奈知ダム見学 その10


潜水艦についているような扉を通り抜けると
そこにはコンクリートの檻がありました!

一般の方が展望室のほうに移動したのを見計らって
走り回ります。職員の方が降りてこられました。

「うわーっ。こんな風になってたんですねー♪」
「天端側水路というんですよ。」
「こんな構造の自由越流式洪水吐き初めて見ましたぁぁ♪」
「他ではあまり無いと思います。」


ダム湖側にずらりと並ぶスリットです。
非常用洪水吐きの標高はEL305.0m。
サーチャージ水位と同じです。


ダム湖側から超えてきた水はこのスペースに一度溜められます。
この床部分の高さはEL296.9mです。


そしてEL299.4mに達すると下流側のこの三つのスリットから
堤体の外に流れ出すのです。

長い堤体にあわせて取水面積を広くして
吐くときは一度まとめてから減勢工へ。

この方法のメリットについては勉強不足でまだわかりませんが
とにかく見ていて凄くかっこいいです。


天端の下にコンクリートの檻です。
お城の塔の先端に作られる豪華絢爛な幽閉部屋のようです。