羽根越堰堤 見学 その1
2012/5/10更新
桂ヶ谷堰堤の後に続いて見せていただいたのが
羽根越堰堤です。
上水道用ダムという事ですがそれよりもエピソードとして重要なのは
鉄道用水源として活躍したダムという点であると
ご案内をいただいた偉い先生に教えていただきました。。
基本的に自分で車を運転していないと覚えない人なので
どこをどう走ったのか土地勘もなくてたぶん二度と行けない山の中。
落ち葉だらけの雨で滑る山道をちょこちょこ歩きで進んでいくと
針葉樹の向こうに何かが見えてきました。
横を流れる川の先にコンクリートの壁が。
覆いかぶさるように茂った木々の奥に苔むした堤体です。
木が茂っているために中々全容は見えません。
しかしパッと見てもこの堰堤がかなりの高さを持っていることは分かります。
ダム便覧では18.0mとのことですがもっと高く見えるのです。
落ち葉で滑りやすいために転ばないよう気をつけて慎重に堤体に近づきます。
堤体の下には江畑堰堤や桂ヶ谷堰堤と同じく、底樋がありました。
手持ちのライトで奥を照らしながらズームで撮影。
江畑堰堤のように新しい物に取り換えられたりはしていませんでした。
ちゃんと働いているそうです。