玉川上水 羽村堰 見学 その3


水量が普段より多いのかはわからないのですが
見学当日はとにかく水の流れが綺麗で何枚も写真撮っていました。


下流に移動します。
河に降りる道は出水で荒れてしまったのかフェンスで仕切られ
立ち入り禁止でした。


現地に立っていた説明板。

堤防と堤防の間の河川区域で普段は水位が低いけど
出水で水位が高くなると、周辺の宅地の立っている土地よりも
高い所に水が来るんだよと説明しています。


てくてく下流に進んでいくと頭でっかちの塔や公衆トイレがありました。


トイレの前に設置されていたのは小河内ダムの
放流サイレン吹鳴のお知らせでした。


多摩川の案内図という説明板「たまリバー50キロ」。
これ、他の場所にも絶対ありそう。
多摩川沿いをチェックしたら何箇所もありそう。

設置している東京都都市整備局のHPにも載っていました。


そして目を引くがこの頭でっかちの塔。

給水塔なのかなと思って周囲を見ていましたら…


足元には「サージタンク機側」のプレートがついた操作盤が。


なんとこれ、サージタンクでした。
大量の水を取り込んでいるから取水を止めた際に生じる
水撃(ウォーターハンマー)がどっかーーーーん!!と帰って来る時に
その衝撃と水を吸収してくれる装置です。


水路の上に走る大口径の鉄管は水道の管ではなく
雨水管でした。
何本もあります。


駅や市外地の雨水が吸う同用水をとるこの水路に入らないように
本川にパスさせているのかな?
水回し水路的なものなのかな?
と思って見ていましたが詳細は不明。


最後に全景を見ておこうと下流にかかる橋に移動しました。


投渡堰の下流の床固めの段々が綺麗な水景を作っています
全門閉め切られていて2m3/sだけ流している時は
全然違う顔だと思うのでこんな綺麗な顔が見られたのはラッキーでした。


多摩川に設けられた玉川上水。

江戸時代に造られ、何度も改修され現在もしっかりと帝都の皆様のために
水道水を確保するべき頑張っている施設です。

羽村駅から歩いてすぐですので
まいまいず井戸の見学と合わせてぜひ来てほしい
羽村堰でした。