土師ダム 見学 その1
2021/12/11 更新
中国地方最大の一級河川、江の川。
(可愛川)とカッコ書きされています。
流域の上流部、三次市より上流では可愛川と呼ばれているそうです。
“可愛”を“えの”と読むのは日本書紀に記載があることに由来するそうで
えのかわ>>江の川>>ごうのかわと変遷したのかしらと
看板を見ながら考えるなど。
江の川は広島県と島根県を流れる大河川で総流路延長が約194km
流域面積は約3900km2です。
江の川の上流域でFNAWIPを担う多目的ダムが今回紹介する土師ダムです。
しとしと雨粒が落ちてくる中、土師ダムに到着しました。
天端右岸側に続く入り口です。
雨粒がかなりの量で写真のピントがなかなか合わない。
ガスも出ているし見学に不向きな日でした。
土師ダムの建設碑です。
昭和49年 建設省。
ダム本体施工のフジタ工業株式会社のプレート付。
土師ダムは堤体が右岸側で曲がっています。
天端親柱の土師ダムの文字。
しっかり曲がっている天端。
管理所のある左岸側が正面に見えません。
下流側の親柱には江の川の文字です。
本川最上流のダムです。
それにしても堤体が曲がっているからというわけでなく
シンプルに木が茂りすぎているという事で
減勢地が見えない。
中々の水音が届いているのに見えない。
今回、見学でしっかり見ておきたいと思っているのは
特にここ。
左岸側の低水位放流設備なのですが。
高いところからならよく見えるかと右岸側の展望台に登ってみました。
…。
見えなかった。
ダム湖はよく見えるのですが。
低水位放流設備も半分しか見えません。