蓮ダム見学 その7
治水・利水・発電..。ダムには色々な働きがあります。
その中でも国土交通省、所管しているのは、治水目的が含まれているダムだそうです。
完成しているダムで 国直轄のダムというのは全国に87基
水資源開発公団の管理するダムは 23基
補助金を受けている都道府県のダムになると200基をこえるそうです。
土石流を防ぐ目的の砂防ダムは含まれません。
砂防は別なのです。最終的に河川と土地と住民を守る事になるのは同じですが。
人が求める水に対応しようとして頑張って、その功労を声高に宣伝する事も無く
水害を防いでも誰からも誉められず..。
日本は四季があります。梅雨や台風の時期に降雨が集中する国です。
地理的にも特性があります。幅が300km程度の島
に3000m級の山脈、急勾配の河川。
氾濫しやすい平地に人口の50%、資産の75%が集中しているのです。
治水対策上、ダムは無用のものでは絶対にないのです。
反対する人々は森林でダムの代用が効くと思っているのかもしれませんが
これ以上に治水面で有効な対応策があるのなら示してくれといいたくなります。
管理事務所が中央に見えています。
丁寧な説明を受けた後、御礼を言ってダムを離れました。
下流1kmくらいの場所にある温泉への道沿いから見上げました。
堤体はここからは見えません。
蓮ダムは山間とはいえ、そこにあった集落の60戸の方々に移住を
求める事に成りました。水没する集落が無いほどに山奥で建設する事になれば
更なる遠隔地化を呼びます。そして山奥だったらどこで建設しても良いかと言えば
そんな訳は無いので建設には色々問題を抱える事になります。
滋賀県の奥伊吹にある姉川ダムは水没戸数が0という珍しいダムです。
こういうダムに対して地元の方はあまり悪い印象をもたない様子でした。
なぜならダム建設に伴う周辺道路の整備があり、自治体への税収も増えるからです。
何でも一側面から見るだけではいけないと痛切に感じます。
見つけてしまいました♪使われている所が近くにあったのです。
(あ...。反対から撮ってしまいました。「、」の位置が左上だ)
何の目印として設置しているのかまでは不明です。
奥香肌の山並みは鋭く、急峻です。
あの山間に堤体があったらどんな風に見えるんだろう。
そんな事を考えつつ、ちょっとしんみりとして帰途につきました。