二瀬ダム　見学　その２

とことこ歩くと視界が開けて堤体が見えてきました。

綺麗な重力式アーチです。
重力式の威厳とアーチの美しさ。
いいとこ取りです♪

一目見てコンクリートの色が素敵なのにわくわく。
そして各部に目が行くとさらにわくわく♪

目を引いたのはまずスキージャンプ型非常用洪水吐き水路の傾斜。
二本とも右岸側に水が向くようにデザインされています。
そして間に挟まれるように鎮座している常用洪水吐きのコンジットゲート室は
堤体のカーブにあわせて扇形です。
ゲート室の左岸側にはちらりと水圧鉄管が見えています。

歩行者通路をさらにすすむと説明板が現れました。

二瀬ダムは国土交通省の直轄ダムです。
とても見学者に優しく門戸が広いと聞いています。
パンフレットを入れたボックスに並んで
アンケート用紙も入れてありました。

アンケート用紙に記入してポストに入れようとしたら
中に割と用紙が入っているのに気づきました。

ダムに興味を持ってくれている人がたくさんいるんだと嬉しくなりました。

そして又、堤体を愛でる。

国内で重力式アーチの堤高順位はいままでこうなっていました。

1位　新成羽川ダム　103m
2位　阿武川ダム　95m
3位　湯田ダム　89.5m

二瀬ダムは95ｍあるので阿武川ダムと並んで2位になります。