EXPO 2005  ゲート前でくじけそう


バス発車。
高速を使って会場までラクチン移動。
東ゲートに近いパーキングに到着するとすでに凄い人の列が。
空港発2台目バスなのでどうかと思っていたけれどパーキングから会場に続く階段ですでに行列が。
客の列でパーキング外周道路が半分くらい埋まった所でエスカレーターが開きました。
ぞろぞろと下のゲート前に人が移動。
 

「はしらないでくださーい」
 

会場警備員の声を耳にしても走る子供とその親。
老人まで走る走る。
いや走ってもさー
そんなに変わらんと思うわけ。
でも皆さん走る。


そして到着。ゲート前。
すでにこれだけ並んでいる。
平日なんですがねー。
月曜日なんですがねー。

そしてゲート前並んで順番を確保するなり、水分をがんがん摂っている人々。
シートを敷いてすぐに座り込む家族連れ。
朝ごはんまだだったのかここでコンビニおにぎり食べ始める子供。
トイレを往復する老人。
確かに熱中症対策は必要ですがね...。

時計は敢えて見なかったので時間は判らないけれどゲート前で50分は待ったと思われます。
汗がにじみ出ますがそれはこの季節この気温なら当然の事。
そして警備会社の方が繰り返しアナウンス。

「金属探知機を通ってもらうので身につけている携帯とかカメラとか金属物は鞄に入れてくださーーい」

全身金属物だらけの自分も立って並んだままベルト外してツールナイフとか
普段から標準装備している数々のものを外しまくって鞄に入れました。


早く開いてくれー。暑いよぉぉ。


でもMP3プレーヤーとか外から見て用途がすぐ判るものとかサングラスとかはそのままにしておきました。
ポケットの中の小銭も出さずにいました。
ひっかかるかねぇ?と思いつつゲートが開いて金属探知機に進みます。

鞄はというと
あれでいいのか手荷物検査。

鞄にふたつファスナーがあったんですが大きい方を開けて見せたらそれでスルー。
ペットボトルしか検査しとらんのかな。

「お体に金属付いていませんね?」

と、問われ

「どっさりついてます」

と答える私。すでに金属探知機の下。

「え?」

「いいんですかね」
←通過した。鳴らなかった。

「あ、鳴らなかったので良いです」

あ、そですか。
そんなものなのか。

金属探知機、鳴りまくって行列が止まって暴徒と化されるのを防いでいるのか
センサー利いていないも同然の金属探知機。
空港のテロ対策に比べたらあって無きが如しでした。
西表島に行ったときはブーツも脱いだしポケットの中身全部出して
それでも鳴っててやっとの事でスルーしたのになぁ。



まぁ、金属探知機と手荷物検査テストに来たわけじゃないので入ってすぐのベンチで装備品再装着。
在るべき所に在るべき物がないと落ち着かないのです。


曇と聞いていたのにめっちゃ晴れてます。


東ゲートから会場内のメインルート、グローバルループを進んでいくと
眼下に企業パビリオンが次々と見えてきます。

けして遅いほうではないと思うんですが
すでに何重にもなっている入場者の行列を見て
トヨタ館と日立館、三菱館を諦めました。

だってとことこ歩いている間にもみるみるうちに行列が伸びていくんです。
老人も子供も走りまくり。


いいもん
いいもん

グローバルコモン見るもん
拗ねたりしないもん

歩くならともかくじっと立っているのは足の悪い者にとっては地獄なのです。
でも折りたたみ椅子を持って行って行列の中で座るのは嫌なのですっぱり諦めました。
 

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