江川 寺内 小石原川ダム 見学 その2


寺内ダムの概要説明板です。
洪水調節も上水道も灌漑用水確保せねばなりません。


お天気が良かったらもっと綺麗に撮れたと思います
が、こればかりは何ともならないので諦めます。
幸せ水位のための雨だと喜ぶことで悔しさを昇華させる作戦。


洪水吐を見下ろしたところです。
導流壁の上端だけ白くなっているので豪雨の中でも視認性よさそう。


装備されているのはローラーゲートです。


クレストゲートしかないので防災操作時はこのゲートだけで
豪雨と戦わねばなりません。
中低水位放流設備があったらなぁと思いますが
新しいフィルダムならまだしも古くから頑張るフィルダムでは
そういう設備を持っているところが少ないです。


非常に読みにくくなっていますが寺地ダムの諸元です。
ゲートのデータは書かれていませんでした。
施工は間組で一番下に“水資源開発公団の文字です。
公団時代に建設されたダムなので。”


今はもうすっかり片付けられていますが
あの1000年に一度といわれる豪雨の時に貯池水に押し寄せた流木の量は
36水害時の佐久間で補足した量を超えていたと聞いています。

堤体の近くではなく貯水池上流端に大量に流れ着き
あまりの密集具合に上を歩けるだろうというほどの流木が確認されたそうです。


堤体の草は別に嫌いではない派なのでカモフラだと思って見てました。
リップラップに巨木はダメですけど洪水吐の乗っている
地山に少々木が茂っていてもいいかなと思う派。


寺内ダムの次に見学させて頂いたのは寺内ダムのある佐田川と
江川ダムと小石原川ダムのある小石原川の間で
水をやり取りできる寺内導水路の第一分水工です。


寺内ダム方向を見たところです。
寺内ダムの取水ゲートからの水が届きます。


ここに届いた水は更に下流の第2分水工ルートで下流に供給できますが
寺内ダム導水路のもう一つの端である小石原川の日向石取水口との間で
水をやり取りできます。


続いて見せていただいたのは寺内導水路の小石原川側の出口
日向石取水口です。

水利使用標識に取水量と注水量が記載されているのが珍しくて喜んでました。
寺内ダム下流>>小石原川は1.000m3/s
江川ダム下流小石原川から佐田川へは1.702m3/sを送ることができるとか。


取水設備の横に水位調整を行う堰のフラップゲートのスポイラーがチラリ。


水位標は水深ではなくてELで書いてあったのがなんとなく、ふふっと喜んだポイント。
普通はこういう施設では水深しか表記しないことが多いので。


複数のダムで水をやり取りする大きなシステムの一部なので
全部EL表記なのかなと思うとネットワークの大きさを感じられます。