ダムナイト9 その3


ダムナイト9当日。
帝都入りしてまず向かったのは池袋。


雑司ヶ谷霊園に行きたかったのです。
女神転生3・マニアクス・マネカタ…


でも予想より池袋着時間が遅くて
雑司ヶ谷霊園に行く時間がなくなってしまいました。
読みが甘かった。

集合時間を逆算して雑司ヶ谷霊園はまた今度にお預け。
副都心線で一気に渋谷へ。


渋谷到着後13番出口を上がったら目の前が
原形をとどめないまでに改造中の宮下公園。


会場の東京カルチャーカルチャーに到着しました。
急いでPCのセッティングです。


開場しましたらあっという間に席が埋まりました。
本日のお題は石積みダム。
という事で「日本のダム美」持参の方がいらしてとても嬉しい。
東京カルチャーカルチャーはお料理も美味しいのでそれも楽しみ。

◆ ◆

当日持っていった原稿は二つ。
一つ目は千苅ダム100周年記念イベントの特別見学会の後
ひたすら文献調査をしていた千苅ダムが竣功時に装備していたゲートについての報告。


スライドはイベント用に造りつつ
近いうちにきちんと文献調査報告ノートとして
どこかに発表しなくてはと考えています。

竣功時に装備されていた『れいのーるど氏専賣ノ自働扉門』を
図で説明しようと色々描いたのですがとにかく難しくて
うんうん唸っていたらいつもお世話になっている水力ドットコムの管理人で
ダムマイスター(一般)仲間のHisa様が設計図を基に
信じられないほどの精密な3D CGを書いてアニメーションまで作ってくださったのです。

水力ドットコム レイノルド式ゲートについて

Hisa様の美麗CGのお陰で
会場にいたお客さん、千苅ダムの竣功時ゲートの素晴らしい動作を
一瞬で理解できたのです。

精緻なアニメーションの情報伝達力凄まじいっ!
ホントにHisa様のお陰でお客さん、釘付けでした!

そしてそろえた資料、設計図、現存施設の写真を
ゲートの専門家の方々に見て頂き、答えが出ました。

立ヶ畑ダムと烏原貯水池上流締切堰堤および千苅ダム竣功時に備え付けられていた
洪水時に人手を使わず自動で扉が開いて放流量を増加できる
100年前の最新水門は『フロート式チェーンローラーゲート “レイノールド自働扉門”』です。

二つ目はローダムの別嬪さんたちということで
大河原発電所施設全般と相楽発電所取水堰堤と立梅用水井堰を紹介しました。

◆ ◆

とにかく萩原様の英国のダムが聖地めぐりだったし
川崎先生の発表はもう羨ましくて仕方がない海外の美麗堰堤のオンパレード
もちろん日本のダム美に合わせて国内の美麗堰堤の紹介も盛りだくさんでしたから
あまりに濃い内容にモニター凝視。

あっという間の3時間でした。

当日の様子はtwitterで
「#ダムナイト」「#ダムナイト9」で検索していただいたら
会場の皆様が頑張ってくださった記録が見られますので検索してみてください。

いつも完璧な記録をしてくださる
トークライブの記録師・ごぼうばな様、本当にありがとうございます。
ごぼうばな様となな爺様の記録はいつも拝んで読ませていただいています。


終ったわー…と
雨がパラパラ降る中、新幹線までの時間を考え
山手線を途中下車して新橋から東京駅まで
ガード横を歩いたりして頭を冷やしてました。

ダムナイト9、ホントにたくさんのお客さんに来ていただいてよかったです。
貴重なお話をたくさん聞けて海外のダムをたくさん見られて幸せ時間でした。
今度はお客さんで美味しいカルカルのご飯を堪能したいです。