武周湖 見学 その2


絵にかいたようなアースダム断面。
アースにしろロックにしろフィルダムというと余水吐は堤体の端っこに
水位が上昇したらご自由に流れてくださいと
水路が堤体の表面を走るように造られているものが殆どです。

自分が実際に見てきた例では群馬県の箱島湧水の箱島ダムが変わり種でした。
(箱島ダムは上流面鉛直だわ堤体真ん中に余水吐だわという超変わり種ロックフィルです)


堤体がすぱんと切り落とされたようなこの風景。
なんとも不思議な姿です。


ダム湖に沿って付けられている遊歩道をとことこ歩いていくと
池の方に降りる階段がありました。
鍵がかけられていません。
ここは自由に降りられるようにしてあるのかとダム湖の方に降りて行きました。


桜の枝の隙間から堤体上流面を見たところ。
左岸に立派な取水塔があります。


そして堰き止め湖・武周ヶ池です。
お水は満々というほどではありませんでしたがなかなかの水量です。