またまた琵琶湖疏水 その3


永観堂で扇ダムを見せて頂いた後、次に向かったのは琵琶湖疏水記念館。
扇ダムから出てきた水と一緒に歩けばつくはず、と
観光客皆無の水路横の道をひたすら歩く。


500m程歩くと琵琶湖疏水記念館前に到着です。

しかしタイミングが悪かった。
スーツ姿のどこかの視察団10数名と小学校の遠足と
幼稚園の遠足と修学旅行の中学生のグループが
同時に館内へ。

すさまじい騒ぎ声の潮が引くのをしばらく待つ。

一団が風のように館内を流し見してインクラインの方に移動したのを見計らって
展示物をじっくり見ます。

田辺朔朗博士が使っていた硯・『明烏』
墨の事を明烏って呼ぶなんて日本語って素晴らしいと感動しつつも
この硯の悲しいエピソードにいつも鼻水が出そうになる。

そして琵琶湖疏水事業で田辺朔朗博士が受賞したテルフォード賞のメダル

巨大なジオラマではインクラインと蹴上発電所や浄水場の位置がよく分かります。

そしてそして
蹴上発電所で使われていたペルトン水車の銘板♪


展示物に感動した後地下一階に出てきました。
地下一階からは南禅寺船溜の横に出られるんです。
噴水が綺麗です。


そしてこれが蹴上発電所で使用されていたペルトン水車です。


疏水記念館では最近各地で行われているのと同じく
水道名水が売られていました。
その名も「京の水道 疏水物語」。


で、次に行きますのはインクライン。
これは「ねじりまんぽ」のポータルが左右に見える位置から南禅寺船溜方向を見たところです。
インクラインの上は歩いて通ることができます。