汗見ダム 見学 その2
取水口の横にある排砂ゲートです。
設備のある側から見ているのでどうしても詳細が分からないのですが
河川維持用水もこのあたりから流れ出ているようで水音がしていました。
水利標識発見。
でんぱつ様のダムでした。
早明浦ダムに送水しています。
どこかにダムの名前が分かるものないかと一生懸命
双眼鏡の代わりにズームであちこち見ていると・・・
取水口ゲートの銘板にお名前発見〜♪
やっと名前がわかりました。
このダムは汗見取水ダムというんですね。
奥里ダムもそうですが
電発様のダムはこの銘板でお名前が分かることも多いので
現場ではどんな文字情報も逃すまいと必死になります。
フェンスでお近づきになれないけれど手を伸ばして一生懸命。
堤体右岸から河川維持用水を放流しているようですね。
エプロンが左岸に行くほど低く
段々が作られているところを見ていると福井県の智奈洞ダムを思い出しました。
山原のようなソリッドバケットでスタイリッシュな発電堤体とは違って
渓谷上流部で好まれそうなハードなデザインです。
しかし大きいです。
ローダムだとしたら規格ぎりぎりなのではと思い
調べたところ、なんと堤高は18.50mでハイダムでした。
あらららら。
またまたダム便覧に載っていないでんぱつ様のお堤体。
載せていただきましょうね。
早明浦ファミリーの一員ですから。
早明浦ダムに送水している汗見ダム。
上流にはもうひとつ、汗見川堰堤というものがあります。
なので区別するためにこちらは汗見川取水堰と呼ばれたりもしているようです。
間違わないようにしなくては。
早明浦ダムに行く途中、ちょっと寄り道してみてほしい汗見ダムでした。
おまけ
ローダムは名前を探すことから始まることも多いのですが
道路のアスファルトにこんな物を見つけました。
こんな形で名前がわかる場合もあるんですね。
観察ポイントを更にふやさねば。