王者・有峰ダム放流 その2

祐延ダムを過ぎてどんどん進みます。
小見線と違って小口川線は狭いから対向車が心配。
ゆっくり気をつけて進んでいくと


王者・有峰に到着しましたー!

うわぉ〜
すごいよ
ほんまにこれはすごいよ
この距離で普通に見ていたら
代替放流でポンプ使ってるとか分からないから
普通に放流しているようにしか見えないから


アップ♪

王者のゲートは堤体の大きさから考えると凄く小さくて
2門という数も手伝って
140mの高さを滑り落ちる水は美しくて素敵。

まさか自分が生きているうちに
もどきとはいえ放流を見られるとは思わなかった。


左岸の高台にある駐車場。
ここがベストビューポイントです。
堤体の直線と曲線とダム湖と全部収められますから。


天端左岸に見つけたわずかなパーキングスペースに移動。
ここから徒歩で堤体鑑賞。


有峰湖です。
雨ぽつぽつ。
あまり眺望は良くなかったです。


天端にいくつか設けられているバルコニーから。
ほんとに王者はでっかいんです。
最近のダムと何かスケールが違うんですよ。
コンパクトに無駄なく配置されている設備のせいなのか
ほかのダムでは見られない曲がった天端のせいなのか
よく分からないけど150m級の重力式より高く見える。
それが王者の貫録ってやつですか。


下流を眺めると川面が遠い遠い。

平成9年から発電ダムも下流河川の水位維持のために
維持放流が義務付けられました。
これによって瀬切れを起こしていた川にも水が戻るようになりました。

でも水は大切な宝物です。
水車を回せば電気を作ってくれる宝物です。
なので維持放流をするなら間に一つ発電所を作ってしまえば無駄がなくてよいよね♪
という事で各地の発電ダムに維持放流発電所が造られました。


現在工事中の右岸下流。
有峰のにも維持放流発電所ができます。
作業中の方が走り回っているのが遠く見えています。

じーっと見ていると何か面白い物が動き出しました。


ああああ。
資材運搬の用のモノレールだ。
乗りたーいっ。
乗りたいよーっ。
有料でお客さん乗せるとかどうですか。
そういう姑息な金儲けは社風に合いませんか。
いや、純粋に載せてほしいです。
そしたらほんとの直下から王者に御拝謁できるのにぃぃぃ。

天端のバルコニーで大興奮。
でも騒いでも誰もとがめない雨の天端にはマニア一人。