有峰ダム見学会 その6


なかなか見られない王者の膝の上からの眺め。
しかし頑張っても収められないその姿。

「よろしくお願いします」

と、ふかちゃん様にすべてを託す無責任。

私がじたばた足搔くより上手い人に撮ってもらうが良い事♪


多分、場所が近いですからこの質問がたくさんくるんでしょうね。
説明板には黒部ダムの貯水量もちゃんと書き加えられていました。
いまはさらにこれに徳山ダムも加わってランキングに変化が・・・。


写真をふかちゃん様に任せて堤体を愛でます。

王者の美しさは堤体のフォルムだけではありません。
気になって仕方がないのがこの導流壁です。


140mの堤体にすーっと真っ直ぐに伸びるこのライン。
とにかくクール♪


下に行くと少し持ち上がったようになっています。
この導流壁の美しさにうっとり。

横にいらっしゃった常願寺電力部の方にお聞きします。

「この導流壁の高さって何mなんですか?」

すると抱えていた資料から出てきたのが有峰の青写真!!
思わず覗き込む。
北電の方のけぞる。

「えーと・・2mですね」
「では、では、王者のゲートのサイズは?」

立て続けに質問を繰り出すマニア。
アイドルのスリーサイズを聞きだしているかのようなその様子にほかのお客さんドン引き。
ごめんなさい。これがマニアなのです。

「ゲートは7.00×7.625mですね」

と、またまた別の資料登場。
これにも食らいつく。

「ああっ!これほかのダムのゲートの大きさも載ってますね」
「はい」
「あのですね。福井県の仏原ダムで以前聞いた事なんですが
角落としという資材を富山から借りていると。
ゲートのサイズが同じだったらめったに使わない資材を共有して使えるからという
とっても素敵なエピソードが気になって気になって♪
仏原と同じ9×14mのゲートって富山県の北電さんのどのダムなんですかっ♪」

「あ、神一と神二ですよ」
「!!!神兄弟の長男と次男ですかあっ」(←自分以外の誰にもわからんことを口走る)
「ご覧になりました?」
「はい!あのラジアルゲートは素晴らしい美しさでもうメロメロです」
「後、手取川第二と第三にも使えるんです」
「す・・凄いエコ!!」
「ダム以外にも発電所放水路などの点検時にも角落としとして
使用できる場所があります。
点検時にしか使わない物は、計画的に使い回しすることで
水力発電のコスト低減に繋がるわけですね」
「やっぱり北陸電力さんカッコいいです!」

というような状態で一人エキサイトしているうちに見学終了時間。
エレベーターで天端に戻ります。

あっという間でした。


そして戻ってきた時に天端のエレベーター入り口にあった温度表示を見ると
入った時より低くなっていました。

「これはエレベーターで下の冷たい空気を運んできたからです。
逆にエレベーターの稼働回数が増えてくると下の温度が上がっていきます。
なので(見学会の)最後の方の回になると下はもっと暖かくなります」

と説明を受けました。

天端右岸に戻ると時に第二回のお客さんとすれ違いました。
ヘルメットを返却してバスに乗り込みます。


そして有峰記念館に行く途中はもうずっと窓に張り付きまくりでした。


帰ってくるとすべての回が満車になっていました。
この時点で11:20。
時間ぴったり。

見学会の申し込みはイベント開始時間直後でもシビアなのかもしれません。


そしてテントで常願寺電力部の方にこのエリアのダムの事をいっぱい教えていただきました。
でも
教えていただいた事をちゃんと覚えられない頭の悪い自分です。
頑張って勉強しなくては。

そして
なんと

私が真立ダムのレポートで疑問に思っていた事について回答を下さり
間違えて書いたいたところを正しく教えてくださったのです。

こんなに良くしていただいて本当に感謝感謝の見学会でした。


見学を終えた後。ふかちゃん様と有峰記念館1階でお昼ごはん。
カツカレーは凄くボリュームがあっておなかいっぱいになりました。
美味しかった♪

ここで有峰ダムの生き字引と呼ばれる技術者の方にもお会いできました。

王者・有峰のクレストゲートは今までに一度だけ開いた事があるそうです。

昭和44年8月11日
梅雨前線の停滞による降雨で365t/sの放流が行われたとの事。

その時の貴重な資料写真もお持ちとの事でした。

たくさんの方とお話できてとても充実した見学会でした。

最初から最後まで騒がしかった私によくしていただいた
常願寺電力部の皆様、本当にありがとうございました。


北陸電力の王者 有峰ダム

堤高 : 140m
堤頂長 : 500m
堤体積 : 1,568,000m3
総貯水量 : 222,000,000m3

その姿はほかのどの重力式とも違います。

そしてその風格と威厳は国内有数の物であることは間違いありません。

電気を生み出すことへの誇り

それを語ってくれる有峰ダムでした。

 

おまけ


無謀にも
自らに課したテスト




ダム名以外ほとんど埋められない

これをマスターしたら有峰マスター

マスターへの道は遠い・・・