天ヶ瀬ダムプロジェクションマッピング その3


入口の待機場所では鳥居にプロジェクションマッピング。
学生さんたち頑張ってます。


九十九折のこの管理道路。歩いたことのある人にはわかる高低差。
でも初めてダムサイトに来たという人にはどこがどうなっているのかさっぱりわからなかったらしい。


観覧席に到着しました。
普段と違うライトアップされている天ヶ瀬ダムです。

10分間のプロジェクションマッピング。
7/17の日吉ダムのプロジェクションマッピングで撮影しようとする努力が無駄と知りましたので
撮影せずにじっくり鑑賞することにしました。

当日の映像が公開されています。
映像はとても華やかで綺麗でした。
宇治の春夏秋冬イメージ。

日吉の方がよかったという人もいますし
天ヶ瀬の方がよかったという人もいるようですが
これは好みの問題もあるでしょう。


観覧を終えてダムサイト右岸に移動してきました。
ここでアンケート用紙に記入です。
コスプレして頑張っているのは学生さんたち。


ひらひらと風に舞う布がかけられるだけでこんなに印象変わるのか
情報表示モニターのあるあずまやが変身していました。


謎モニュメントにもプロジェクションマッピング。
この辺りにポケモンGOの施設があるらしく捕獲を試みる人もいた。


テラスからいつもの位置に行くと次の回のプロジェクションマッピングが始まっていたので
カメラを手すりにおいて固定しここから撮影開始。


これは笑ったところ。
クレストゲートからの放流をイメージされていたのだと思いますが
この位置からでは堤体に張り付くように流れて見えたのでこれはいかん(笑)。
正面から見るとちゃんと零れ落ちているように見えたんですが。

ゲート放流のイメージは日吉ダムの方でもあったんですが
よりにもよってゲート上端を越流していたので。
水の出るところを制作側に伝えておかないとね〜(汗)。
越流型の鋼製ゲートでない限り普通は鋼製ゲートの下から出るのが放流。


そして一番見ていた感動したのが天ヶ瀬ダムの躍動をイメージしたというこのシーン。
堤体がブロック状にぱたぱたと動く映像になっていたのです。
これぞ3D映像。
ここがとにかく凄かった♪


というようなことをアンケート用紙に書き込んでいたのでした。


テーブルに置かれたランタンの中に一つだけ女の子狐がいると聞き
連れてきてもらって撮影しました。
狐は今回のイメージキャラ。


イベントが終わって煌々と照らされる天ヶ瀬ダム堤体。

日吉ダムに続き、2016年夏に突如現れたダムにプロジェクションマッピング企画。
ただ、お客さんが見られる場所があるダムというのがそもそも少ないわけで
地域に開かれることなんて想像もしていなかった時代に作られたダムにとって
長島ダムや日吉ダムのような素晴らしいロケーションは望んでも得られるものではありません。

でも工夫してダムを地域観光の目玉に出来ないかと色々な計画が各地で動いています。
インフラツーリズムも同じです。

流域のために仕事をする
地域のために貢献する

そして楽しみでいいからダムに足を運んでもらい
ダムに親しんでもらい
ダムの仕事を知ってもらう

天ヶ瀬ダムプロジェクションマッピングでダムの観光地化について色々考えました。

そしてたどり着くのはやはり
駐車場作ってほしいな〜
右岸の減勢工横を公園化してほしいな〜
右岸の志津川発電所遺構を産業遺産として観光地整備してほしいな〜
という夢のような望みだったりします。

素敵なイベントを開催してくださった皆様にお疲れさまでしたと申し上げたいです♪