秋葉ダム見学 その1

2003/3/9 記

国内に建設されている大きなダム湖を有する堤体が
電源開発のダムに多いことを『財団法人・日本ダム協会』の
ホームページで見られる「ダム便覧」で確認しました。

水力発電目的のダム。福井県の九頭竜ダムも電源開発の
ダムですがロックフィルダムです。関西電力の黒部ダムは
アーチ式の堤体です。奈良県内にも電源開発の特大サイズの
ダム湖を有する堤体がいくつかあります。

鉱山施設を探している時に辿りついたのは天竜川に横たわる
秋葉ダムの堤体でした。


地図でダムがあるのはわかっていましたが現場に来て吃驚です。
どーんと横たわる堤体と特大のローラーゲートが視界に飛び込んできました。
おぉ!あのデザインはでんぱつのダム!


県道からトンネルをくぐると天端に入れます。
駐車場は左岸にある様子。看板がお出迎えです。


昭和33年に出来たダムです
堤体長273.4m 堤体高89m
実際に見えているのは天端の下40mくらいなので
高さ89mに見えないのがミソです。


この天端の上にそびえる特大ローラーゲート!
これがたまらん電源開発のダム!
高さはなんと20mです。


駐車場にある説明板には幾つも取水設備が書かれています。
このダムに関わる発電施設は第一から第三まで在るようです。