秋神ダム 見学 その2


山の間の深い谷にちらっと見える堤体。
ここまで水の音が届いています。


なんとなんと放流中です。

帰宅してから電話で中部電力・秋神ダム管理所にお聞きしたところ
この日は80〜90t/sの放流をしていたという事でした。

秋神ダムは滅多に放流をしません。
年に数回あるかどうかだそうです。


真正面を狙うんですがどうにもこうにも木が邪魔をして綺麗に撮れません。
もう少し身長があったらなぁ。


角度を変えて見られる所を探しますがとにかく灌木が凄くて見えないのです。

うう
西平と泰阜とお揃いのそのゲートピア階段素敵だなぁ
どっしりした造りの天端の階段素敵だなぁ
なのに・・・
見えにくくて悔しいなぁ


堤体のほぼ横まで移動してきましたがここまでほとんど良いビューに恵まれませんでした。
ああ、勿体ない。


かくかくして張り出した天端。
堤体の苔とカビが一直線に。
雨の当たらないところは素直にドライなんですね。


ゲート1門はというデザインはゲートたくさんに比べて
ビジュアル的に損していると思う方もいらっしゃるかもしれませんが
堤体の大きさにかなり左右されると思います。

堤体が70m超級でクレストにゲート1門というのはちょっと方向の違うカッコよさがあります。
特にV字谷で堤体がすらっと長身の時はゲートが多いダムにはないスマートさがあります。
そして放流しているのが凄く似合うんです。

大雨の翌日に偶然出くわした秋神ダムの放流はとてもシャープでカッコ良く
ストイックな堤体を華やかに見せてくれました。