殿山ダムの遊覧船 その1

2024/4/21 更新


桜が満開の季節、大好きな尾曽谷ダムを愛でた後にやってきたのが
国内初ドームアーチ・殿山ダムです。


展望台には「←遊覧船」の案内表示がありました。
本日のメインイベント♪
遊覧船に乗るために和歌山入りしております。


いつも見ているアングルからの殿山ダム。
でも顔つきが違います。

今まで会いに来た時はいつもクレストのドロップゲートが全開だったのです。
クレストゲートの向こうに網場や水面や向こう岸の山の緑が見えないと
一段とクールで男前♪


自慢のオリフィスゲートはなんか挟んだか、水密ゴムが取り換え前なのか
しゃわわわわっと水が出ていましたが。


しっかり閉められたドロップゲート。
顔つきがホントに変わるな~と、しばらくここでにやけながら撮影。


ちなみにダム湖で釣りをする人が網場の向こうに表れたので
吃驚しつつ撮っていた写真がこちら。
同じカメラで撮ってますがゲート全開と全閉でホントに顔が変わります。


堤体からくるっと回り込んで遊覧船乗り場に到着です。
「合川ダム遊覧船」です。

殿山ダムは地図によっては別名の合川ダムと書かれていることもあります。
地名は殿山ではなくて合川です。


2023年の遊覧船のニュース記事の一部です。

この記事を見てから遊覧船に乗りたいなとずっと日程を練っていました。
さすがに厳冬期は人の方が凍ると思ったので春先にと考えていました。


湖州道路は家々の並んでいる高さで、船着き場はそこから下ってきたところにあります。
ここまで車で入ってこれますのでパーキングはここ。


事前申し込みをして、現地では乗船名簿を記入します。
ライフジャケットも着用。


複雑な殿山ダムのダム湖の遊覧MAP。

各ダムのバックウォーター付近にもいろんな見どころがあるのですが
そこは利水ダムのダム湖ですから、貯水位によっては
船が近づけなくなる時もあるそうです。


パーキングから湖面に降りてくる階段です。
ダム貯水位が一番高い時にはこの階段の手すりの根元の高さくらいまで
水面が上がってくるそうです。

前日までなかなかの雨が降っていたので
かなり貯水位高いんじゃないかと思っていたのですが
殿山ダムの集水域ではそんなにすごく雨が多かったわけでもなく
春先からの雨も他のエリアに比べれば平年並みだったのか
凄く水位が高い状態ではありませんでした。


その丁度良いくらいの貯水位で桜の季節に遊覧船に乗るのです。
大当たり♪


出港しました♪
とても静かに進んでいるので航跡波が全然ないですがスーッと進んでいます。


堤体から遊覧船乗り場まで移動してくるときに通った集落と
そこから延びる人用の吊り橋です。


真下をくぐって大喜び。
グレーチングなのね。
足元全部透けてるのね。
これは良い。
高いところ好き好き人間にはこういう橋はとても良い♪


三つの川が集まるポイントなので「三川」地区というのだそうです。
桜がきれい。
山にもぽつぽつ山桜の彩が綺麗ですがソメイヨシノも良いです。


景色をきょろきょろ見ているうちに殿山ダムの取水棟と堤体がちらりっ♪


おおおおおお!!!
ダム正面にどんどん近づいていくぅぅ。


網場には「ダムの近くには立ち入らないでください」の看板が取り付けられています。
殿山ダムのダムにはレンタルボートがあり、ブラックバス釣り目的の方が
よくお越しになるという事なのですが
そのレンタルボート屋さんがお休みの曜日にやってきたので
湖面独り占めになっていたのです。

ラッキー♪


with Dam Night Kinokawa+で佳様と一緒に見学に来た時は
下流の展望台から全開のクレストゲート越しにバス釣りの方が見えましたが
堤体から網場までの距離はピンときていませんでした。
ここから見ると堤体からはかなり離れているのだとわかります。

バス釣りの方は釣ったバスは大きかったらぜひ食べてほしいんですが
サイズを測ったらリリースしてしまうんですよね…。
せっかく食べられるものを釣ったのにもったいないなぁ…。

殿山ダムのバックウォーター付近で釣れるブラックバスは臭くないらしいので
そのあたりで大きいのを釣ったら食べてほしいです。
というか自分が食べたいので釣れという事か…。