令和6年 最上小国川流水型ダム 見学 その1
2025/3/1 更新
秋田県に入って3日目は早朝から県境を越えて山形県へ向かいました。
令和6年7月の豪雨で最上川下流部には大変な被害が出ていました。
豪雨のただなかで防災操作を頑張った高坂ダムをまず目指しましたが
関係車両以外通行止めとなっていました。
カーナビでもこれは出ていなかったのでここまで来て引き返すことに。
補足された巨木によって落橋していてもおかしくない状態です。
水田には川から運ばれてきた流木と土砂が堆積し
水田によってはごっそりと土地が削り落とされているところもあったR344でした。
R344を西に引き返し、R345、R47と進んで最上町に向かいます。
無事に到着しました。
以前訪問したときはまだ工事中でしたので完成してからは初になります。
お久しぶり。
綺麗に造ってもらえましたねー♪
凄くコンパクトで可愛い。
きゅっ♪と絞り込んでいる堤趾導流壁、特に可愛い♪
流水型ダムの定番。
スリットに鋼板をばっちり装備している副ダムです。
熊のニュースが全国によく流れるようになった秋田県ではなく
ここは山形県ですが個人的にはツキノワグマといえば石川・福井・富山のイメージ。
まぁ、最近はどんどん生息域が街に近づいてあちこちで熊注意なわけですが。
ダム名碑見つけました。
ダム名、長い。
ホントに長い。
天端にも入れるようになっていました。
出来たてほやほやの最上小国川流水型ダムです。
貯水池側はこんな感じです。
直上流に流木止めを兼ねた堰。
さらに上流に砂防ダムです。
天端は途中まで。
柵がありまして右岸側には進めなくなっていました。
天端中央付近から下流を見下ろしたところです。
きゅっと締まった堤趾導流壁内側。
下流から見るとコンパクトですがこの通り
堤体から導流壁まではしっかりスペースが確保されていて
割と広いのです。
デフレクターもぴんぴんとがってます。
副ダムの直下は自然河道でもともとの地形そのままです。
なので副ダムの幅から接続するスペースに人口石か
現場で採取された巨石かはわかりませんが減勢のために
並べられていて、鱗模様のようになっていてこういうところも可愛いです。