丸山ダムぷらぷら その3


新丸山PSの放水口が良く見える場所まで来ました。


左岸のこの辺りに来ると目に入るのはこの遺構です。
丸山ダム建設時の骨材選別のプラント跡。

今回の新丸山ダム工事のために法面を綺麗にしている途中で発見されました。


今は撤去されてしまいましたが昔ここに
こんな骨材散布塔が立っていました。

現場にあった説明パネルです。
塔の上に映っているのが骨材プラント。

2004年に撮っていた現場の説明板です。
今もありますが経年劣化、紫外線で退色していますので
昔の写真の方が見やすいと思い、載せてみました。

こんな看板もありました。
柱状ブロック工法。

骨材プラントの写真も載っていました。

これは別の所に建てられていた説明板です。

日本発送電がこのダム地点を選んで設計も進めていましたが
戦後、設計が変更になり現在の姿となりました。


佳様が採取をしている場所は骨材散布塔の基礎部分です。

「ここは中砂利の散布塔だったと思うんです」
「なんかすごく丸い石ばっかり散らばってますね」
「工事誌でもわざわざ丸石を選別していたようなんですよ」
「そうなんですかー。あ…! そういえば今渡も丸石だったような気がする」
「木曽川はそうなのかもですねー」


ということで佳様が採取した卵石。
凄く卵。
温めたら雛が出てきそう。


2004年に確認した説明板も現存していました。


読めなくはないのですが
紫外線でかなり退色していました。


展望台からてくてく歩いてスタート地点まで戻ってきました。