八ッ場ダム 見学 その2


貯水をみていて昨年の洪水痕跡も見えないし
ホントにこの間まで工事中だったのに…と思うくらい
工事の痕跡もあまり見えなくてすっかり美しく整備されている事に少し驚き。


八ッ場ダム自慢の選択取水設備。
29段のDASシステム。
エアロックサイフォン素敵。

昨年のT1919(令和元年台風19号)の降雨では
このスクリーンが全部見えなくなるまで
EL583.0mまで水位が上がりました。

いつも仲良くしてくださっている近畿のダム愛好家の方が
その日、現地入りされていて
昨日は湖底に少ししか溜まっていなかった水がっ
翌朝見たら満水だった!
という信じられない光景を
twitterで上げておられて物凄くびっくりしました。

試験湛水中、空っぽだったダムが洪水調節に大活躍という伝説が
令和元年は八ッ場ダム
令和二年は小石原ダム
と続いたのでまさかとは思うが来年は○○ダムとか…。
そういう怖いのは勘弁してください。
でもホントにダムができていてよかった。
ホントによかった。


展望所はこのくらい岸から張り出しているので堤体が綺麗に見えるのです。


天端にやってきました。
親柱の横で記念写真撮っている人がほんとにたくさんいたので
人のいない写真を撮るのに順番待ちでした。


下流側はひらがなだったりします。
八ッ場は難読地名ですからとても親切。


堤体下流側をちらり。
直下ではまだ工事が進められています。


ここに群馬県営の発電所ができるのです。
河川維持流量は無駄なく水力発電で電気を生み出してから川に放水。


うひゃっ♪
となってしまったのはこの右岸のフーチングのまっすぐ感。
綺麗。
とーーーっても綺麗。
導流壁のまっすぐとぴったりでとても綺麗。


天端に入り選択取水塔の水位標横に来ました。


T1919で上がった水位標高。
EL583.0mはこのくらいの高さです。
もうほんとにぎりぎり。
凄い高さ。


直下の発電所工事風景です。
猛暑の中、現場の皆様お疲れ様です。
ホントに熱中症にお気をつけて。
ご安全に。