ぷらっと八ッ場 現場見学 その5


『夜もぷらっと・八ッ場ダム夜の現場見学会』の
受付時間までまだ余裕があるので
次にやってきたのがなるほど!八ッ場資料館です。


ダム建設に伴って集落移転が行われたこととその場所
ここに新しく作られる町の事が詳しく説明されています。


ダムの工法については従来のRCD工法を進化させた
巡航RCD工法についての説明がありました。
ただでさえ早いRCDですが更にスピートアップしたのが巡航RCD。

近畿では川上ダムがもうすぐコンクリート打設始まりますが
RCDではなくELCMで進められるという事なので
川上の工事現場では巡航RCDは見られないです。


台形だけどダム軸はダムの基本三角形の上流端を
鉛直に下した線で表わされていました。
台形でもそこは譲れないところらしい。


29段もある連続サイフォン式選択取水設備が光ります。
エアロック式はよい♪
ビジュアルではなく機能的に素晴らしい。


クレストゲート4門にコンジットゲート3門装備。
コンジットゲートは水位維持放流用の中段と常用洪水吐の下段。


コンジットゲートには高圧ラジアルゲートが備え付けられるので
こちらも詳しく説明されています。


とにかく毎年渇水にならないかとひやひやの帝都の水事情。

帝都の利水安全度を高めてくれるダム群は
ほんとに利水要素が高いダムたちなので
洪水調節もすごく頑張るけど負担が大きいです。

なので八ッ場の洪水調節容量、6500万m3はとても心強い数字。


昭和の時代に比べると
本当に豪雨災害はすさまじいけれど
年間通しての降水量は減り続けていて
ずーーっとトレンドを見ると右肩下がりなのです。

なので綱渡りの水事情でやりくりしている帝都には余裕が欲しい。
八ッ場ダムは利水でもしっかりお役目果たします。


展示物にダムの型式の説明がありました。


これが普通、断面は三角形と表現される重力式ダムの断面図です。


そして中空重力式ダムの説明。

あ、難しい。
中空重力式ダムは重力式の仲間だけどバットレスダムの親でもあるので。
国内の中空重力式は重力式と同じ安定計算だし。
GとBの間を取り持つHG。