2016 布引五本松ダム 見学 その5


名勝・布引の滝は
中禅寺湖の華厳の滝(水量を中禅寺ダムで調整)
高千穂峡の真名井の滝(滝上部の水槽で水量を調整)
白川郷の白水の滝(白水ダムで水量を調整)
と同じように水量にコントロールが入っている滝だったのです。


なので滝の水量が少ない時に補給する分は布引五本松ダムの放流扱い。
水道水源の水ですからそのまま河川に放流したらもったいないので
下流の取水堰できちんと回収。
観光客に滝が見られない夜間帯は放流しないという
実に合理的な管理がされていることに吃驚しました。


ということでこの日は水量まずまずでしたが
少ないときは放流で賄われる布引の滝。
流石の人気スポットで外国人観光客の方もたくさんいました。


先ほどと同じ説明板がここにも。
折角なので他の看板同様、これにも英語の翻訳つけてほしいな。
海外の方にも神戸市水道局の方の努力を知ってほしいもん。


取水堰はどこかなーとハイキングルートを下っていくとこんなの発見。


そのすぐ下流にもう一つ発見。
取水設備だ間違いない。
角落とし入れられるスリット付きの越流部。
扇形の取水口。
二つの堰堤で水位確保して取水しているんだな。
凄い勾配の渓谷だから。


ハイキングルートの横のこの一段高くなった部分が
暗渠ではないかと気になるが確証なし。


ということで写真撮りつつのんびり転ばないように歩いて
スタート地点の新神戸駅横に到着。


こんなコースでぽてぽて歩きました。
ロープウェイ乗り場から中間駅、堤体愛でてハイキングルートを下って
所要時間90分くらいでした。
のんびり歩きすぎですね。


とにかく美しい国内最古の重力式コンクリートダム
1900年竣工で今年116歳。

堤体の美しさも
改修工事の秀逸さも
そしてお仕事も
とにかくたくさん見どころのある国指定重要文化財・布引五本松ダム。

公共機関で行けるダムですしたくさんの方に愛でてもらいたいダムなのです。