早明浦ダムを讃える会 その1

2014/3/20 更新

四国って
凄いダムがいっぱいあるのに
なぜかあまり地元のダム愛好家の方がwebに上がってこなくて
ダム愛好家過疎地なのかなーって印象がありました。

実際に四国のダム愛好家の方のお知り合いでは
とっても熱心だったり凄く勉強されている方も知っているので
なおさら不思議な感じがありました。

障害になっているのはやはり橋料金だろうか
ダムは毎日ニュースで貯水量が発表されるというお国柄ゆえ
本気のライフラインだから鑑賞対象にならないのだろうか

などとダム仲間で集まる時にいつか四国でダムイベントしたいよね
四国のダムファンが集まれるイベントしたいよね
もしやるなら絶対早明浦だよね

という言葉が飛び交っていたので・・・


企画してしまいました♪ 『四国のいのち 早明浦ダムを讃える会』


当日のプログラムです。
基本的にダムファンで集まってダムについておしゃべりできるイベントとして企画していますが
折角早明浦まで来ているのだから早明浦ダムや吉野川水系について知識を深めて頂きたい。

高知のダム愛好家、しょさんにもご協力をいただきました。

そして引き受けて頂けるか凄く心配していたのが
うどん県ダム関係者様による「うどん県のうどん用水疑惑を晴らす」の講演。

タイトルでうどん県の方が怒ってしまわれて
もし引き受けて頂けなかったらどうしようとかなり心配しましたが
うどん県のダム関係者の方はとても気持ち良く引き受けてくださいまして
ホッとしました。

世の中に完全にネタとして出回っている
“うどん県でうどんをゆで過ぎると早明浦ダムが枯渇する”
というのをきっちり否定していただきたかったのです。


という事でイベント当日やってきました早明浦ダム。


朝一番の静かなダム湖。
ダム霧の中、水面に顔を出す尾根がまるで
宇宙空間に漂う小惑星のようで綺麗だなー 
ぽけーっと見とれたりしておりました。


管理所に職員の方がお越しになりました。
本日のイベント会場は管理所横のこちらのふれあいホールです。
普段は各地から社会科見学に来る小中学生の学びの場としても活躍しております。

特にうどん県では水の大切さについて義務教育で学習プログラムが組まれていて
ダム見学もですが水事情についてしっかりと教育環境ができているんです。


時にはこの広いホールが学生でぎゅうぎゅうになることもしばしばだそうです。
本日はそこまでたくさんお客さんお越しにはならないと思いますので
小じんまり。

早明浦ダム管理所の方
池田総合管理所の方
うどん県の方
ダム愛好家がどんどん集まり準備開始。


高知のダム愛好家のしょさんがお持ちくださったのは
四国堰堤ダム88箇所巡りをコンプリートした人に与えられる「ダム神」の認定証。

昨年度、コンプリートされた方の表彰式がここ早明浦ダムで行われました。
その時の様子はダム協会に詳しいレポートが出ています。


そしてうどん県の方がお持ちになったこれ。
うどん県パスポート。
うどん県の美味しい物が食べられるお店の情報などが
ぎっちり詰まったデータブックでもあります。
これさえあればうどんもオリーブはまちも骨付き鶏も迷わず食べに行けますね。


こちらは池田総合管理所と早明浦ダム提供の詳細マップ。
奥にチラ見えしているのは先日行って来た土木学会でたくさんいただいた
土木学会100周年記念のイベントチラシとクリアファイルなど。