ダムアワード2013 ダム大賞
日吉ダムで授与式♪ その3


授与式の後はみんなわーっと操作室内に散らばる。
グラフィックパネルの説明をいただきました。

平均雨量をどうやって出すのか
グラフィックパネルで色分けしてある線を見てね〜
ティーセン法って言ってね〜
色分けしてあるのでとても理解しやすい。


その後、みんなでインフォギャラリーに移動です。
展示してある写真やパネルを前に詳しい説明を受けます。

ここで同行してらした新聞記者(?)の方がぽそっとつぶやいていたのが耳に届きました。

「なんだか普段の見学会と進むスピードが全然違いますね」

ダム愛好家、とことんコアに話を聞きたいために
ひとつひとつの資料展示の前で凄く時間を食うのです。
一般の方はこんなにじっくり見ないんですね。
質問も少ないだろうし。


展示してあったパネルの一つにあった航空写真です。
これは台風性の出水ではなく平成7年5月の前線性降雨の時の写真だそうです。
平成7年の5月出水というと琵琶湖でも+93cmという大変な水位上昇があったやつですね。

桂川の水位が上がるとこんなに浸水域が出るのが亀岡です。
ここは水に浸かる場所だと住民の方はよくご存じですから
浸かるところには水田など耕作地になっています。


そしてこの出水の時にはJR亀岡駅の近くまで水は来ていますが
プラットホームはちゃんと無事。


近畿地方で伝説の大災害を引き起こした昭和57年台風10号(T8210)の時の航空写真です。
この時も大概の水で亀岡駅、プラットホームぎりぎりまで水が来ています。


そしてこれが今回のT1318の亀岡駅の様子。

「駅がーっ」
「駅のプラットホームがーっ」
「お水がここまで来てるー」
「線路が完全に水没してるよぅぅ」
「これは駅水没といってもいいんではないかな」


列車が入るべきところに滔々と流れる川の水。
怖すぎる。