泉布観 重要文化財指定50周年記念特別公開 その3


敷地内にあるもうひとつの重厚な物件。
大阪市立ユースアートギャラリーの正面玄関。

この建物はこの重厚な玄関だけが重要文化財。
ものすごい迫力の柱と破風。
造幣局鋳造所の正門玄関を移築したものです。
なので後ろの建物は文化財指定ではありません。

玄関だけ重文というのもなんか笑えます。
 


泉布観の周囲を周ります。
こんなぼろぼろになったコンクリートの渡り廊下が残っています。
天井からコンクリートが落下しないように網が張ってあります。


泉布観の裏側に出てきました。
こんな鉄の支柱が残っていました。

後で聞いた説明によると建設当時から残っているガス灯だそうです。


泉布観裏側。
2階のベランダの手すりは南のこちらだけがシンプルです。
北、東、西の手すりは装飾がありました。


今回の特別公開の準備をしている大阪歴史博物館の方の出入りがあるので
内部の電灯がともされています。
建物裏から正面玄関を通して覗くの図。

ランプが綺麗ですね。


泉布観の北側に大きく育っていた花梨の木には実がなっていました。


正面玄関。
車寄せ部分から真向きを撮ります。
 


そしてこの靴箱。
泉布観は建物の中に入るのに人数制限がある建物です。

つまりこのスリッパの数しか入れません。


受付準備が始まりました。

大阪歴史博物館で特別展を見て見学希望を出した方が半券を手に
まだかなまだかな〜♪と待っています。


そしてすばやく用意されたのが蚊取り線香。
もうすっかり秋ですが大阪市内は11月でも蚊が出ます。


そして更にアイテム登場。
虫除けスプレーのサービスです。
昨日、相当数の被害者が出たようで急遽用意されたそうです。

川沿いですから・・・

その2へ

その4へ