桃介橋 その1

2019/3/1 更新

関西電力様のハイダムがもう少しでコンプできるという事に気づき
2018年の夏季休暇に木曽川上流に向かいました。
あと3基でコンプリート♪

夏季休暇とは名ばかりの10月末。
山では紅葉真っ盛りでした。


常盤ダムに到着しました。
紅葉に圧倒されてますが取水口の向こうに天端の巻上機がチラ見え。


下流から見た常盤ダムです。
新緑の頃もきっと綺麗だと思いますが紅葉シーズン凄い。


続いてやってきたのは木曽ダム。
こちらも紅葉がすごかった。


そして読書ダム。
大井ダムと同じく取水口の横にジブクレーンがいます。
読書ジブ子。

堤体をよっこいしょと超えているサイフォン管が非常に気になる。
H9の河川法改正で河川維持流量補給のために増設されたのではないのかなー。

明治29年(1896年)の河川法は治水がメイン
昭和39年(1964年)の河川法は治水+利水についてしっかりと定め
平成9年(1997年)の河川法は治水+利水+環境
目的に「河川環境の整備と保全」が明記され
河川整備計画の作成時に「住民意見の反映手続き」
が導入されたことが一番の特徴です。


読書ダムの次は山口ダム〜♪
と、南下していると突然ものすごい迫力の橋が現われ
動揺する。

なんだっ
なんなんだっ
このものすごい橋は何なんだっ
R19通るのは初めてじゃないけど
あ、夜通ることが多かったけど
こんな橋あったっけ???


とりあえず近代化遺産にも指定されている読書発電所は対岸から。


山口ダムに到着して写真を撮りながら
どうしてもさっき見た橋が気になって仕方がない。


気になって仕方がないので戻ってきました。
地図で見るとJRの南木曽駅がすぐ近くにあるようです。


R19から上る階段がありましたので端に向かって登ります。


橋の左岸に到着しました。
目の前に何やら詳しい説明板が。

「近代化遺産 桃介橋」

桃介橋!!

電力王・福沢桃介翁の名前を冠される橋!!

知らんかったーっ!


読書発電所建設のために架橋された!!

老朽化した橋を復元整備!!


木製補剛トラス。
当時の我が国の土木技術の粋を集めた。

19世紀末の米国の吊り橋によく似ている…
ああ、タコマ橋とかかな。