三栖閘門 見学 その3


宇治川の水位…

まてまてまてーっ!!
水位とかいう前にこれは段差が大きすぎるわーっ!!
水位上げようが下げようが宇治川の水位に遠く届いていないだろうにーっ!!


宇治川の水面が遠すぎる…。
これは少々の出水ではゲートまで水は届かない。
と、同時に、T1318の時は水門まで水が来たのかも…とか考えてしまいました。

淀川河川事務所HPの三栖閘門の紹介ページを見たところ
その理由が書かれていました。
宇治川の治水対策として改修が行われ
天ケ瀬ダムも完成したことにより宇治川の水位が低下し
舟運は途絶えたという事でした。

三栖閘門が活躍していたところはもっと宇治川の水位は高かったようです。
その様子はきっと資料館の写真で見られると思うんですが
残念無念休館日。

三栖閘門の紹介ページには閘門の詳しいスペックも
きっちり載っていますので行く前に事前学習すると楽しさ倍増。


ちなみに土木学会選奨土木遺産の認定も受けています。


宇治川側のゲートから濠川方面を見たところです。
濠川側のゲートはこのように常時開いているので
そして宇治川側のゲートは常時閉まっているので
閘室には水が湛えられているわけです。


そして真っ赤っかなゲートはストーニーゲート。
扉体にローラーが仕込んであるローラーゲートと違って
戸溝にローラーが仕込んであるストーニーゲート。


リベット好き好き♪
すぐ傍まで近づけるのでゲート欲が満たされる♪


ゲートでフレーミングして鉄塔の写真を撮ったりしていました。


こちらは上げられている濠川側のゲートです。
戸溝の中のローラーは見えないけどストーニーゲートです。
毛馬第一閘門遺構みたいに綺麗に戸溝のローラーが見える例は
もしかしたら少ないのかも。


淀川の舟運を担ってきた三栖閘門。
とてもきれいな公園の一部として整備され、資料館も隣接しています。

今度は十石船クルーズでここまで来たいと思います。