建設技術展2022近畿 その1

2023/2/1 更新


毎年、行けるかどうかそわそわしている
建設技術展にぎりぎりやってくることができました。
休みが取れるとは限らないのでいけただけ嬉しい。
でもマイドームおおさかから会場がインテックスになって遠い。


毎年、展示が楽しみな橋建協こと
一般財団法人 日本橋梁建設協会様のブース。


関空連絡橋の復旧工事の記録がパネル展示されていました。
このアングルで見るとダメージの物凄さが
ヘリからの映像よりも強く伝わってきます。
船の激突ってすごいエネルギーなんだなと。


こちらはピーエス三菱様のブース。
ピーエス三菱様といえばプレストレストコンクリート。
あちこちで凄いコンクリート建造物や橋をかけてくださっている会社です。


作品をカードにして配布されていましたので大喜びで頂きました。
天ヶ瀬ダム再開発で架け替えられた白虹橋です。
ピーエス三菱様の作品♪


熊谷組様のブースではくま所長を愛でる。
熊谷組様のオリジナルヘルメットの形状を覚えるには
くま所長を愛でるのが一番良い。


こちらは中大実業様のブース。


展示されていたのはフラップゲート。
遠隔操作も現地での操作も必要ない水位で自動で働くゲート。
これからどんどん高齢化社会になって農業用水路の管理も
人手不足がさらにさらに深刻になっていくので自働ゲートはほんとに大事。


見慣れたものが目に入って足を止めたのは古野電気様のブース。


いつもダムでよく見る子がたくさん並んでいました。

古野電気様は船や計測機器や色々なものを作っておられる会社ですが
自分にとってはダムの堤体変位を観測する機器のメーカー
GPSのメーカーとして認識しています。


ブースの片隅にかわいい子がいました。
お名前を聞くとマイル君と教えてもらいました。


“ボンド木工用だけ有名で困ってます”のコニシ様のブースです。


ここで商品説明のパネルを見ていて真剣に読んでしまったのが
このあたりの製品紹介。


2022年11月3日。
神戸に行きました。

廃墟景観シンポジウムに参加するためです。
自分は明延鉱山 神子畑選鉱場が撤去されてから
廃墟とは距離を置いていました。
神子畑選鉱場がなくなってしまったことであいた穴が心の中で大きすぎたので。
産業遺構の見学は今も続けていますが大好きになった場所が朽ちていくのが
つらくて足が遠のいていました。

でもこのシンポジウムでは廃墟界の女王とも評される摩耶観光ホテル・マヤカンが
文化財に指定されたという事で廃墟をどうやって維持していくか
文化財としてどう管理していくかなど
具体的に今後を見据えた識者の意見が
たくさんの専門家の意見を直接聞くことができた素晴らしい企画でした。

そこで廃墟を廃墟景観のまま残すという難問が出てきたわけで
これを何とかできる技術は無いものかと
頭の片隅にそれがずっとある状態でコニシ様のブースをに入ったので
予算がいくらかかるか分からないけど
この技術にこの製品があったら
マヤカン、廃墟景観のまま、保全できるんじゃないだろうか?
と、現地で強く思っていたのでした。