建設技術展 近畿 2011 その3
うろうろフロアを回ります。
こちらのブースでは液状化について教えてもらいました。
激しい揺れで地中の内部の圧力が高まることで起きるんですね。
専門家の方の説明はやっぱり聞いてて面白い。わかりやすい。
国土交通省 近畿地方整備局の展示では
只今復旧工事最前線の紀伊半島の河道閉塞の現況報告パネルがいっぱい。
工事計画です。
災害が起きないように皆様の技術と心と信念で工事が進められております。
一日も早い復興をお祈りしています。
そして
今年もやってきました。
テトラちゃんに会いに不動テトラ様のブース♪
テトラちゃん可愛い♪
最新型のテトラネオはかくかく部分が増えてます。
これはこれでかっこいい。
「てとらちゃん♪」
うふうふしながらテトラちゃんのパンフレットを見ていたら
ブースの中の方が声をかけてくださいました。
「ご説明しましょうか?」
「かわいい〜」
「え?」
「ぬいぐるみほし〜」
「ぬいぐるみですか」
「積んで積んで積んでテトラちゃんかわいい〜。1mくらいの作ってほしい」
と、土木のメーカーさん相手に萌えトークをしてどうする。
「テトラちゃんって現地で作るのですよね」
「そうです。型枠を使って」
「テトラちゃんって不動テトラさんの特許なのですよね」
「日本におけるテトラポッドは当社が営業権を持っております」
「というと・・」
「もともとフランスのSogreah社が1940年代に発電所の放水口の周辺護岸のために開発したものです」
「なーんと!おふらんす生まれだったのですかー!」
「世界で初めて使われたのはモロッコのロッシュ・ノアールの火力発電所の放水口護岸の突堤なんです」
テトラちゃんの出自についての詳しい詳しいお話を伺うことができました。
色んな形がどんどん出てきたけれど
やっぱり一番かわいいのはテトラちゃん。
信頼と実績のスタンダード最強。
電源開発様の沖縄やんばる海水揚水発電所の放水口です。
発電放水時の流れを弱める効果と
台風の時に高波から放水口を守るため
900個のテトラポッドが据付けられています。
岡山県の犬島に行く時に撮っていた写真に写っていたテトラちゃん。
島根県の沖泊で撮っていた写真に写っていたテトラちゃん。
ダメすぎる。
今度は素敵なテトラちゃんだけを撮りに行かねば。
普段から標高の高い所にばかり行く癖があるからなかなかテトラちゃんに会えていない。
あ、そう考えると…
日本で一番標高の高い所にあるテトラちゃんってどこなのかな。
会いに行きたいな。
EL何十mというレベルかもしれないけど。
ということで、今年も無事に行くことができました。
人のために土木はあるのです。
よりよいものを作って人の暮らしを支える為に土木技術は日々進化するのです。
今年もとても勉強になった建設技術展でした。
来年も運よく行けたらいいなぁぁ。