八丁原地熱発電所 見学 その4

収容人数、最大まで達しているんではという状態で
さらに一本ビデオを見た後、構内見学が始まりました。

実はこの時まで、構内に入れるなんて知らなかったのです。
展示館でパネル見て勉強してフェンスの外から眺めるのが精一杯だろう
と思い込んでいたのです。

なので構内見学ができるなんて♪


みんな並んで構内へ。
緑で塗装されているのが見学ルート。

すっごく勉強してきたんだよっ
という顔でとっても嬉しそうに施設を見ているご家族がいらして
見ているこちらまで嬉しくなりました。
微笑ましい。
子供も嬉しそうだが何よりお母さんが嬉しそうでした。
いまいち興味なさそうなお父さんはどうなんだ?


冷却塔間近♪
すごいすごい。
大迫力だー。


これが気水分離器(右奥)と、フラッシャー(手前)という設備です。
高圧の熱水と蒸気を減圧膨張してタービンに送るのに適した状態にします。

分離した蒸気はタービンへ。
熱水は還元井で地中へ戻されます。


フラッシャーについて『発電所によってはこれがないところもあります』
と丁寧な説明板。


鉄物大好き人間にはたまらない巡るパイプのかっこよさ。


構内見学用に現場でもパネル説明があります。
海外の方の視察にも対応。英語併記。


八丁原発電所の仕組みを大まかにイラストにするとこうなります。
写真悪すぎるので詳しく見たい方は
九州電力様のHPの地熱発電所のページをご覧ください。


八丁原発電所には二基の発電機があります。
一基が55000kW発電できます。

そしてベースロードを担うので
110000kWを常時発電していることになります。

すっごーい♪
すてきー♪
風が吹いてないと発電できない風力や
夜は全く発電できない上に陽光が当たり過ぎると発電効率が落ちる太陽光と一緒にしないでくれー
地熱は一般水力流れ込み式と同じで本気でベースロード支える一員なんだぞっ♪

と、見ていて嬉しくって仕方がない。