田代ダム 見学 その4


吊り橋から上流を見るとワイヤーで吊られた跳ね橋のようなものも見えました。
出水の時などは引き揚げておくのかもしれません。


右岸に渡って見た様子。
左岸に取水口が見えています。


とにかくお水がとても綺麗で見ごたえがありましたが
これは余水吐水路ですから
毎日必ず流れ出ている物ではないんだろうなと思います。


二軒小屋ロッジの中にあったイラスト地図です。
通っていいいところと通っちゃいけないところが描かれていました。


お荷物置いてご飯支度が進む1階ホールを見下ろしたところ。
ご飯美味しかった。

ただ、珈琲中毒はインスタントの小さいパックもって行くべきだった。
自動販売機とかがないもので。


ぐっすり眠った翌朝、出発前にまたダムを見に行きました。
これは田代調整池第二ダム左岸側から見たところ。


当日は無人だったと思いますが管理所の表札。
『田代川第二発電所 調整池 見張所』と書かれていました。
山間部のとんでもない山奥の電力のダムでは
この見張所という表札はよく目にします。


2006年の森湖全国大会
奥大井接岨湖フェスティバルで長島ダムの天端に出ていた
中部電力様のブースでなぜか展示されていた東京電力様のパネルです。
大井川に関わる施設なので紹介されていたのかもしれません。
空撮で田代ダムの様子が分かります。
しかしここには大井川取水ダムが通称:田代ダムと書かれています。

何がややこしいかというと
一番堤高が高くてダムだとわかりやすいのが田代調整池第二ダム
大井川取水ダムは本川に
そしてもうひとつ田代調整池第一ダムというのがあること。
田代川第二発電所のオーナーの東電さんの記載なんだから
名称はこれが正解だろうと思います。


田代調整池第一ダムというのは
現地では全く意識していませんでしたが
どうやらこの部分の事らしい。

調整池の締切堤みたいな感じですから分からなかった。


でも普通はこんなに立派なコンクリートダムがあったら
そしてその横に『田代ダム』という看板もあったら
これがそうだと思ってしまいますね。

という事で
「通称:田代ダム」というのはこの場所にある3つの堰堤のどれを差すのか
いまいちはっきりしないのですが
とりあえず3つの堰堤全部、通称:田代ダムでもいいかなって思っちゃいました。

レポート書いていてまた行きたくなった。
あちこちの素敵ダム再訪したい。
新しいところも行きたいけど思い出深いダムにまた行きたいと
年寄り臭く思い返していた田代ダムレポートでした。