鍋立山トンネル その3

道の駅・まつだいふるさと会館から土砂降りの中
車で隣のほくほく大島駅まで移動します。

時間があればやっぱりほくほく線に乗って
実際に鍋立山トンネルを通って行くのがベストなのですが
時間が押していたので車で移動。

ホームに向かいます。
時刻表に料金表。
すてきな駅名の額。

ここに来る前に無人駅と無人改札について教えてもらってきました。
ホームに入りたいのだが入場券でよいか
入場券というものをこの路線で売っているのはまつだい駅だけだが
その券でほくほく大島駅に入ってもよいか
など、鉄道の知識が乏しいのでものすごく素人くさい疑問があったのです。

それについて
無人駅の改札は車両の扉と考えて差し支えない。
車両に乗り込む時に改札を通るイメージ。
なのでホームに入るだけなら問題ない。
と、教えていただき、安心してホームに入りました。

ホームの東の端。
そこに口をあけているのが鍋立山トンネルです。

鍋立山 延長 9k129m50

1993年というプレートがありました。
この西側のポータルの完成の際につけられたものでしょうか。

鍋立山トンネルは大林組・西松建設・熊谷組のJVで進められました。
この西側の工区を担当されていたのは熊谷組様です。
ほくほく線のトンネルは
赤倉トンネル 10472m
十日町トンネル 1995m
薬師峠トンネル6199m
犬伏トンネル 667m
第2田沢トンネル 2208m
松代トンネル 295m
鍋立山トンネル 9130m
深沢・霧ヶ岳トンネル 5391m
有馬トンネル 698m
第1第2飯室トンネル 3788m
中島トンネル 250m
と、たいへん多く、路線長の7割近くがトンネルだそうです。

1973年着工、1995年完成。
工事凍結による4年余の中止期間を含めて
完成まで21年11ヵ月を要した鍋立山トンネル工事です。
記録写真に残る凄まじい山の力を今、現地で見ることはありません。
それはこの山を知りぬいた人たちが
真摯にこの山と向き合い、安全な方法で
人々の暮らしを支えるインフラを完成させるという志をもって
開通させてくれたからです。
トンネル工事について見聞きするたび
ずっと現地行きたい、その現場を見たいと思っていた鍋立山トンネルのレポートでした。