若松鉱山見学 その1

鳥取県にクロムを取っていた鉱山があると聞きました。
国内クロム産出量のシェア40%を誇った若松鉱山です。
以前訪れた岡山県のクロム鉱山・高瀬鉱山から数十kmの
山の中にあります。

この辺りはクロムの鉱床が豊かなのかなぁ...。
灰クロム柘榴石採れるかなぁ...。( ←諦めが悪い )

仕事場で珍しく有給が取れたのを良いことにふらふらと出かけてしまいました。

地図で確認して現地に辿り着くといきなり鉱山を示す標識。
細い道を進むと絶対関連施設と確信できる木造のホッパーと上部施設。
索道からの落下物を防ぐための金属製の防護ネットの下、川上へと進みます。

川を渡ったところで倒木が道をふさいでいました。
轍はあるのですが危険なのでかなり手前で徒歩になりました。


鉱山のへの道にはしいたけ栽培の為のホダ木が沢山在ります。
現地ではこの鉱山の経営母体である日本クローム鉱業が後継事業として
マイタケ栽培を行っていると耳にしていますが、マイタケは露地栽培で
大量生産できるのか疑問なので全部しいたけだと解釈です。


へあぴんかーぶっ。
山肌掘りぬいて作った道でした。
カーブミラーもくすんでいましたがひとつ立っています。


どんどん進みます。
舗装は途中でなくなりました。
砂利に目を凝らし、目当ての石の片鱗でも見つけられないかと
下を向いたまま上り坂を進みます。


お..、いつの間にか到着です。
ずっと下を見ていたので鉱山施設が視界に入っていたのに
気づきませんでした。


近くに来て見上げると新しそうな建物で、縦にとにかく長いです。
平成7年に閉山した、まだ新しい遺構です。