富栖鉱山 見学 その4
足元を見ると『火気厳禁』のプレート。
火薬庫だなと察しをつけて裏に回ります。
何のことはありません。扉は開いて錆だらけ。
湿気を寄せ付けないようにしていたはずの火薬庫も
すっかり無残な姿になっていました。
これだけではこの火薬庫跡が鉱山の物なのか
はっきりしないなと思って周囲の斜面を探すと
コンクリートの壁らしき物が見つかりました。
濡れ落ち葉でずるずるの斜面を滑りながら登ります。
坑道にしては小さな扉がぽつんとありました。
この感じからしたら通気用坑道なのかな?
はっきりしませんがこの辺りは鉱山臭いという印象です。
更に上流に進むと山に入る道が見つかりました。
木製の橋は梯子の様。足を乗せただけてぼきっと折れそうな状態です。
勿論しっかりしたコンクリートの方を選んで滑らないように川を渡ります。