富栖鉱山 見学 その1

兵庫県に金鉱山があるという事を知りました。
兵庫県といえば生野銀山がとにかく有名ですが
坂越大泊鉱山や、この富栖鉱山のように
小さな金山もあったということでした。

古い小学校時代の地図で見ると鉱山が在った場所に
「きん」と力強くかかれていました。
「きん」...って。


百聞は一見にしかず ですから、とにかく現地へ。
ダムから続く林道をのそのそと進みます。


前から車が来たらよけるスペースも無いような細い道を
しばらく進むと広い場所にでてきました。


その広場の横に傷んだ建物が残っています。
車を停めて近づく事にしました。


坑道の前に強烈なぬかるみが広がっています。
きんきらきんに見えますが光の反射のせいで、実際は鉄錆の赤茶色です。


ぬかるみをよけつつバスの転換場に使えそうな屋根の下に入りました。
使っている建材が頑丈そうなのでよくよく見ると電信柱の転用でした。
素敵な廃物利用です。電信柱のタグもそのままです。