竜山鉱山 見学 その3
玄関の扉は横引きでした。
ガラスはあまり残っていません。
入ってまず一階を見て回ります。
畳の上に散乱しているガラス。
隅に片付けられていた座布団の山は崩れています。
二階に上がる階段は踊り場が無くなっていて少し大変です。
壁ごとごっそり落ちています。
二階には部屋がいくつか並んでいました。
雨戸が閉められた部屋のひとつで
木漏れ日のように室内に入ってくる光を見つけました。
徳山小学校の二階を思い出しました。
この光が綺麗でしばらくじっと見ていました。
その隣の部屋では新聞や広告押入れに入っていた布団などが
床にいっぱい散乱していました。
あまり好きな情景ではありません。
新聞の日付を見ると昭和48年6月とありました。
社宅の一室からは窓ガラス越しに選鉱場が見えました。