直島見学 その10
精錬所はあまりにも大きいので正門で無いから裏口だという
言い方も変なのですが正門と別の入口の方に回ります。
ここから先は関係者以外立ち入り禁止区域です。
地元のおじさんに全速力で回っていただいた時の写真を
少し載せたいと思います。(今度行く時はきちんと許可を頂いてから見学します)

近代化された設備。選鉱場や貯鉱場は今はもうこんな姿なのです。

山を越えてパイプラインが伸びています。
その規模はもう言葉が出ないほどです。

丸い屋根。貯鉱場だそうです。とにかく全てが巨大でした。

そして敷地の奥深くにその姿をちらりと見る事が出来たのが
産廃処理施設でした。
2003年春に稼動予定でしたが秋に工期延長が発表された直後でした。
春にせよ秋にせよ、精錬所の奥深く、旧施設があったとしても、もう
その姿を確認は出来ません。あの周辺に残っていたものはすっかり
撤去されている事でしょう。
産廃処理施設は豊島だけでなく、ゆくゆくは県外の産廃も受け入れる
予定のようです。
鉱山の精錬で長年培ってきた技術は産廃処理にも有効でしょうか。
誰もがゴミの捨て場を求めています。
そしてそれは自分たちが出したゴミにも関わらず自分たちの近くに
在ったら嫌だと言われます。
自分たちのゴミは自分たちの近くで処理したらいいのに離島。
汚いものは自分たちの目の届かない所に行ってしまえばそれでいい。
地元のゴミ処理場建設反対で処理場を建設できず、近隣の市に全部お金を
払って委託して処理してもらっている市が大阪にあります。そのせいで地元の分
までも処理する能力が追いつかず困り果てている処理場もあります。
一見身勝手な言い分の影には風評被害と実際に連続して起きた安定型
処理場からの排水問題があることは知っています。
だったら高度処理可能な産廃処理施設建設をさらに望むべきかと思います。
皆が嫌がるものを逆手にとって、それなら産廃を完璧に処理してやろう
この島を環境に優しいリサイクルの聖域にしてやろう
そんな気概が受け入れた島の方々の中に在るような気がしてなりません。
精錬所を維持してきた誇りと同じくこの日本一の処理技術を有する予定の
産廃処理施設が島の誇りになってくれる事を願ってやみません。
第一回「雀の直島見学」は精錬所の姿をかすかに見ることで終了しました。
次に直島に来る前に豊島に行ってきたいと思います。
ゴアテックスで覆われた銀色の廃棄処分場を見て、その莫大な処理量を
見て、それがこここへ運び込まれるまでできるだけ島の人の声を聞いて
みたいと思いました。