旧別子 見学 その6
旧別子の石垣はどこもとても綺麗です。
まるで絵筆で書いたようなモチーフがそこここにありました。
明るくなってからの小足谷接待館の煉瓦塀です。
少し崩れかけた塀はそれでもしっかり頑張って立っています。
ここが全盛期を迎えていた時代にも、ハイキング客しか訪れなくなった今でも
この接待館の煉瓦は注目の的です。木々が育って緑に覆われる山の中で
ハイカーは皆ここで脚を止め、この建物に見入ってしまいます。
下山すると、下の道は路上駐車で対向困難、次から次へと
訪れる車でひしめいていました。知名度に対してパーキングを作るだけ
のスペース確保も困難な旧別子です。
登山ルートを目指すハイカーから多分見向きもされないだろう別子ダムが
横にありました。
別子山村の役場付近です。旧別子から4km程、離れています
山間の静かで小さな集落です。
観光客が押し寄せる旧別子の喧騒もここでは無縁です。
この集落の側を蛇行して流れている川に降りると丸くなった石の中に
カラミをいくつも見つけました。
上流で長い間作られてきたカラミはこれからも少しずつ下流へと
流れ出てくるのでしょう。
茶色で結晶が無くて気泡の跡があったり、溶解して固まったような外観で
少し重くて、一目で自然の石とは違う塊があったらカラミかなと思って
見てみてください。中には金属と一目でわかる輝きと虹彩を持っている物も
あります。それは銅の精錬で出来た歴史の証人なのです。